サウナのすごい9つの効果・効能って?サウナで癒される方法を紹介!

入浴・サウナ・足湯
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心がモヤモヤしているとき、なんだか疲れがたまっているとき、汗を思いっきりかきたくなりますよね!汗と一緒に日頃のストレスも流れていくような感覚は、何度味わっても気持ちがいいものです。

そこで今回は、体を外からあたためて発汗を促す「サウナ」の効果・効能で、心も体も癒される方法をご紹介します。

抱えている疲れや悩みによって、サウナの入り方や温度も変わってくるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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サウナで得られる9つの効果・効能

 

サウナには種類や入り方によってさまざまな効能がありますが、今回は特にストレス解消や日頃の疲れを癒す効果をご紹介します。

発汗によるデトックス効果

サウナに入ると、汗がたくさん流れますよね。

汗を流すと気持ちが良く、不要なものが身体から出たような気分になるのですが、汗から出る老廃物の割合は全体の3%ほどといわれています。

この事実だけを見ると、発汗によるデトックス効果は控えめです。しかし、他の様々な効果により、デトックスしやすい身体づくりを目指すことができます。

 

温度刺激と血行促進

高温のサウナの空気に触れると全身の皮膚が刺激を受け、自律神経の調整力が高まります。

自律神経は身体のさまざまな機能をつかさどっているため、身体は正常な状態へ導かれていき、ストレスの元となる不調が改善されます。

また、全身の血行が良くなることで、筋肉内の血流量が増加して

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 体のむくみ

などの軽減につながります。

さらに、血液中の疲労物質が肝臓へ運ばれやすくなることで、デトックス機能を助ける働きもあります。

 

鎮静作用と安眠効果

こちらは主に低温サウナに見られる効果です。

低温サウナに入ることで、体温がゆっくりと上昇します。それに伴い、

心はだんだんと落ち着き、リラックスした状態になるため、ストレス解消や安眠への効果が期待できます。

また低温のサウナでも血流がよくなるため、新陳代謝が促進されて疲労感の緩和にも役立ちますよ。

 

血行が良くなる

サウナに入ると血管が拡張されますし、筋肉の緊張がゆるむことで血流が改善されます。

冷え性や肩こりなどの症状は血行が深く関係しています。

血行が良くなることにより冷え性や肩こりなどの症状も改善されるでしょう。

 

リラックス効果

サウナと聞くと高温の部屋に入るイメージが強いですが低温のサウナもあります。

低温のサウナは高温のサウナと比べて熱の刺激も少なく神経の働きを鎮めてくれる効果が期待できます。

ストレスが溜まっているときには神経も過敏になっていますが、低温のサウナを利用することで緊張も解けてリラックスすることにもなるでしょう。

ストレスの多い生活をしている人にもサウナはおすすめです。

 

免疫力の向上

体を温めることは免疫力を高めることになると言われています。

これは熱ショックによってヒートショックプロテイン(HSP)が増えるからだとされています。

HSPは細胞の再生を促してくれて、免疫力の向上だけでなくアンチエイジング効果も期待できます。

 

疲労回復

運動をすると乳酸が溜まることはよく知られています。

この乳酸によって疲労感を感じるのですが、サウナはこの乳酸を排出するのにも最適です。

サウナに入ると血流が向上し、さらに酸素を多く取り込むので乳酸の分解も促されて疲労回復を促進してくれます。

 

自律神経を整える

サウナに入った後には水風呂に入る人も多いことでしょう。

この高温と低温の刺激を体に与えることで自律神経のバランスも整いやすくなります。

ストレスの多い現代社会では自律神経が乱れて体調も崩しやすいですが、そんな現代社会の症状もサウナで改善が期待できます。

 

低血圧の改善

高温の部屋に入ったり冷たい水風呂に入ったりを繰り返していると血圧も大きな変化があります。

このことで心機能が鍛えられて血圧を正常化させると言われています。

高血圧の人には水風呂は大きな負担となってしまいますが、低血圧の人はサウナの後に水風呂に入るのは症状改善に大きな効果が期待できるでしょう。

 

 

試してみよう!サウナの効果を最大限得るための入り方

 

サウナに入る前にいくつかのポイントがあります。

      サウナに入る前のポイント
ポイント1まずはじめに、マナーとして体を洗って清潔にする
ポイント2体が濡れたままだと水分が蒸発するときに体が冷えるため、サウナに入る前に水分を拭き取っておく
ポイント3時間に余裕がある場合は、サウナの前に湯船で体を少し暖めておくと汗がかきやすくなる

サウナは1回に長時間入るよりも1度外へ出て休憩してから、再度サウナに入るという入り方が効果的です。

 

低温浴をする

一般的なサウナは90~100℃の高温なのですが、70℃程度の低温のサウナもあります。

高温のサウナで効果が期待できるものもあれば、高温サウナを利用することで逆効果になることもあります。

不眠やストレスを抱えている人が高温のサウナを利用してしまうと熱の刺激が強すぎるために症状を悪化させる原因ともなります。

不眠やストレス解消をサウナで改善させたいと考えるのなら低温のサウナを利用する方が良いです。

低温のサウナに15~20分入ることで高ぶった神経も鎮まり、不眠やストレス解消効果が期待できるでしょう。

 

繰り返し浴をする

サウナをダイエットに活用したいと考えている人もいるでしょう。

そんな人のサウナの効果を高める方法がこの入浴法です。

繰り返し浴は熱いサウナに入ってから一度外に出て、汗がひいたらまたサウナに入るという方法です。

汗がひいてから入ることでまた汗をかくことになり、この発汗作用でカロリーを消費させてダイエットにつなげます。

サウナに入る時間は10~15分程度で良いでしょう。

この時間で汗をかいたら汗がひくまで外で体を休めましょう。

この時には水分もしっかりと補給することが大切です。

 

高温短時間浴で肩こりや腰痛を解消

肩こりや腰痛は血流が悪いことでも起こる症状です。

サウナの血行促進効果を期待して肩こりや腰痛を治したいと考えている人もいるでしょう。

そんな人は高温短時間浴で改善させることをおすすめします。

この入浴方法は一般的な熱いサウナに5~6分程度入るというお手軽な方法です。

神経が疲れるとまぶたの痙攣や肩こりを引き起こします。

熱いサウナで皮膚に刺激を与えることで神経調節機能が高まって肩こりなどの症状も改善効果が期待できます。

 

温冷交代浴で美肌作り

筋肉疲労、美肌効果、アトピー性皮膚炎に効果があるのが温冷交代浴です。

温冷交代浴とは熱いサウナに入った後に水風呂などによって体を冷やす入浴法で、美肌効果もあることから女性にも嬉しい効果が期待できます。

ただ、熱いサウナに入った後に急に冷たい水風呂に入ることでめまいを引き起こしたり、心臓に大きな負担をかけたりすることになります。

体に大きな負担をかける入浴法なので体調が悪い時には避けた方が良いでしょう。

 

 

サウナの後の水風呂はどうなの?

 

水風呂の温度は大体15~20度くらいに設定されています。

身体への負担が大きいため、高齢者の方や持病をお持ちの方は注意しましょう。また冷たすぎて水風呂が苦手だ、という方も多いですよね。

そんな方は、水風呂ではなく冷水シャワーを使って身体を冷やしましょう。シャワーの温度は25度前後にするのがおすすめです。

サウナへ入る前後には、水分補給も忘れないでくださいね!

 

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サウナの最適な温度は?どのくらい時間入ればいいの?

サウナの最適な温度:温冷交代浴の場合

先ほどご紹介した温冷交代浴』には、90度ほどのサウナがおすすめです。

1回の入浴時間は10分ほど、長くても15分ほどを目安としてください。あまり長く入浴すると、体に負担がかかってしまうので気をつけましょう。

高齢者の方やサウナにあまり慣れていない方は、体力などを考慮してサウナに入る時間を少し短めに設定しましょう。まずは5分程度から始めて、徐々に回数や時間を増やしていくのがおすすめです。

 

サウナの最適な温度:低温浴の場合

安眠やリラックスに効果のある『低温浴』では、 70度前後の温度のサウナを選び、20分程度を目安にゆっくり入るのがおすすめです。

こちらも、ご自分の体力や体調と相談しながら入浴時間を決めてくださいね。

 

サウナの最適な温度:ミストサウナの場合

ご家庭などでも楽しめるミストサウナは40~50度くらいの温度が一般的です。

温度は低く設定されているものの、湿度が高いために身体に熱が伝わりやすいです。冷え性にお悩みの方は、ミストサウナを利用してみるのがいいですね。全身への負担も少なめなので、こちらも20分を目安にゆっくりと楽しみましょう。

 

 

サウナは毎日入っても大丈夫?サウナに入る頻度はどのくらいが良いの?

 

入浴方法によって自分の目的に合った効果が得られるサウナですが、どのくらいの頻度で利用したらいいのかと思う人もいるでしょう。

良い効果が期待できるのなら毎日でもサウナを利用したい人もいるかもしれませんね。

ただサウナは体に大きな負担をかけることにもなるので毎日の利用はおすすめできません。

おすすめは週に1回程度、多くても週に3回までと考えておくのが良いでしょう。

毎日サウナに入ると人によっては肌が乾燥しやすくなってしまいます。

美肌効果を得たいと利用していたのに、頻繁にサウナを利用したことで乾燥肌になってしまうこともあるのです。

また大量に汗をかくと血液中の水分が失われることで血液がドロドロになってしまいます。

あくまでも一時的にですが、高齢の方で高血圧や動脈硬化などの症状がある人は毎日の利用は避ける必要があるでしょう。

 

 

おわりに

 

サウナには、日頃の疲れを癒すためのさまざまな効果や効能があります。

今回の記事では全てを紹介することはできませんでしたが、女性に嬉しい美肌効果や、汗をかいたあとの気化熱を利用したダイエットなどもあるといわれています。

汗をかいてストレス発散するだけではなく、心身ともに健康を維持するためのひとつの方法として、サウナを利用してみてはいかがでしょうか?

 

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