ストレスの多い生活をしていると自宅にいてもなかなかリラックスできないと感じている人もいるのではないでしょうか。
そんな人は毎日食べている食べ物にこだわってみましょう。
食材の中にはリラックス効果のある栄養素を豊富に含んだ食材もあり、なかなかリラックスできないと感じている人も食べ物を変えるだけでリラックスできるようになるかもしれませんよ。
ここではリラックス効果の高い食べ物を12選ご紹介していきます。
目次
リラックス効果の高い食べ物で癒されよう!
リラックス効果を得るために癒しグッズを利用している人も多いでしょうが、食べ物によってそのリラックス効果をより高めることができます。
食べ物でリラックス効果を得るためにポイントとなる栄養素としては、
- たんぱく質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンE
- ビタミンC
- カルシウム
- マグネシウム
- 食物繊維
などがあります。
このような栄養素を含む食べ物を日頃から摂取することでリラックス効果を得ることができるのですが、どのような食材にこのような栄養素が含まれているのかと気になるところでしょう。
そこでおすすめのリラックス効果の高い食材を紹介しますので、自分の好みに合った食材を見つけて日頃の食事で意識的に食べてみましょう。
リラックス効果の高い食べ物12選
ナッツ類
出典:Instagram
ナッツ類にはトリプトファンというアミノ酸の一つが含まれていて、トリプトファンはセロトニンというホルモンの材料になります。
セロトニンは脳の働きを安定させて精神をリラックスさせる効果が期待できるホルモンです。
このホルモンの材料となるトリプトファンを日頃から摂取することでセロトニンの分泌量を増やすことにもなります。
またナッツ類の歯ごたえが副交感神経を刺激しリラックスさせることができるとも言われています。
おすすめの食べるタイミング:ストレスを感じた時
緑黄色野菜
出典:Instagram
緑黄色野菜はビタミンを多く含んでいます。
ほうれん草には神経伝達物質のドーパミンを作る材料となる葉酸を含み、やる気や集中力を高めてくれます。
ブロッコリーにはスルフォラファンという成分が含まれていてストレスの緩和、うつ病予防にもなるとされています。
ストレスを受けると免疫力が低下すると言われていますが、ニンジンには免疫力アップ効果が期待できるβカロテンが豊富です。
βカロテンは体内に取り込むとビタミンAに変わり粘膜を作る材料となります。
ストレスを受けると腸の働きが鈍ってしまい便秘になりやすくなりますが、食物繊維を摂取することで腸のぜん動運動を活発にしてくれて便秘解消効果も期待できますよ。
おすすめの食べるタイミング:食事をするときは緑黄色野菜も一緒に食べる
いわし
出典:Instagram
カルシウムが不足すると筋肉や神経が興奮状態になりやすいと言われていますし、マグネシウムにはリラックスさせる効果があるとされています。
このカルシウムとマグネシウムをバランスよく含んでいるのがイワシです。
カルシウムを摂取するにはカルシウムだけを摂取すれば良いと考えがちですが、カルシウムを吸収するにはマグネシウムが必要になります。
カルシウムをうまく摂取するにはカルシウム2に対してマグネシウム1のバランスが重要です。
いわしにはこのカルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれているのでリラックス効果のあるカルシウム摂取には最適な食材となるでしょう。
おすすめの食べるタイミング:イライラする時
カツオ
出典:Instagram
精神を安定させて体をリラックスさせるにはセロトニンというホルモンが重要であることを紹介しましたが、カツオはセロトニンの材料となるトリプトファンが多く含まれる食材です。
トリプトファンを食材から摂取したいと考えている人はカツオを普段から意識して食べてみましょう。
トリプトファンの摂取量の目安としては体重が60kgの人なら120mgだと言われています。
カツオには100gあたり310mgも含まれていてカツオ食べるだけで手軽に必要なトリプトファンを摂取することができるでしょう。
おすすめの食べるタイミング:気持ちを落ち着かせたい時
豚肉
出典:Instagram
体が疲れている状態ではリラックスすることができないですよね。
そんな疲れを感じている人はまず疲労回復効果が高い食材を食べましょう。
疲労回復効果が高い食材として豚肉があります。
豚肉にはビタミンB1やタンパク質、トリプトファンが含まれていて体の疲労回復やストレス緩和には効果的な食材です。
おすすめの食べるタイミング:疲れを感じた時
豆腐
出典:Instagram
豆腐はトリプトファン、ナイアシン、ビタミンB1などリラックス効果の高い栄養素が含まれている食材です。
豆腐はカロリーが低いので、ダイエットをしている人もカロリーを気にせず食べることができますね。
おすすめの食べるタイミング:ダイエットをしている時
ブルーベリー
出典:Instagram
仕事ではパソコンを使う機会が多く、ちょっとした時間ではスマホを使い日頃から目を酷使している人が多いです。
目が疲れている状態では心も体もリラックスすることができないでしょう。
日頃から目を酷使している人はブルーベリーを食べることをおすすめします。
ブルーベリーにはアントシアニンやビタミンCが豊富に含まれていて目だけでなく体もリラックスさせてくれる食材のひとつです。
おすすめの食べるタイミング:目の疲れを感じた時
アボカド
出典:Instagram
栄養価が高いことでも知られているアボカドにもリラックス効果の高い栄養素が豊富に含まれています。
アボカドにはビタミンEやビタミンC、マグネシウムが豊富でストレスを感じている人におすすめの食材です。
おすすめの食べるタイミング:ストレスを感じた時
バナナ
出典:Instagram
食べるとすぐにエネルギーに変わってくれることでよく知られているバナナにもリラックス効果の高い栄養素が豊富に含まれています。
たんぱく質やマグネシウム、トリプトファンやビタミンB群などの栄養素によって高いリラックス効果を得られるでしょう。
ストレスの多い生活を送っている人は毎朝バナナを一本食べるのがいいかもしれませんね。
おすすめの食べるタイミング:朝食時
ヨーグルト
出典:Instagram
腸内環境を整えてくれるヨーグルトもリラックス効果の高い食材と言えるでしょう。
ストレスを感じるとお腹の調子が悪くなる人もいます。
脳と腸はお互いに関係しあっていて、腸内環境を整えることでストレスにも強くなりますよ。
おすすめの食べるタイミング:便秘気味の時
チョコレート
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カカオ豆に含まれるポリフェノールはストレスホルモンの濃度を低下させる作用があることが確認されています。
またチョコレートにはセロトニンの働きを助けるテオブロミンが含まれていて、カカオの含有量が多いチョコレートを食べることでリラックス効果が期待できるでしょう。
おすすめの食べるタイミング:ストレスを感じた時
卵
出典:Instagram
卵にはたんぱく質やビタミンB1、カルシウムなどのリラックス効果のある栄養素も含まれています。
卵は完全栄養食と言われるほど栄養素が豊富です。
ストレスを多く感じている人はそのストレスに対抗するために多くのたんぱく質が使われると言われています。
そのためストレスを感じている人は日頃からたんぱく質の摂取を意識する必要があるでしょう。
たんぱく質も豊富な卵は様々な料理で食べることができるので、毎日の食事では積極的に食べたい食材です。
おすすめの食べるタイミング:朝食時
リラックする方法は他にもたくさん!食べ物以外でも色々試してみよう!
リラックスするのに効果的な食材を紹介してきましたが、食べ物だけでなくリラックス効果が得られるグッズを利用したり、リラックスできる場所に出かけたりするのも良いでしょう。
セロトニンは日光に浴びるだけで分泌されるホルモンですし、森林浴などをすると副交感神経が優位に働き脳をリラックスさせることもできます。
すぐにでもリラックスしたいときには深呼吸をするのも良い方法です。
自宅ではアロマの香りを楽しむ、夜にはキャンドルの明かりだけで過ごすことで高いリラックス効果が得られます。
自宅でもできる足湯セットなどを購入してほっこりとした時間を過ごすのも良いでしょう。
食べ物だけでなくリラックス効果の高い行動を習慣にしたり癒しグッズを活用したりすることをおすすめします。
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おわりに
ここではリラックス効果の高い食べ物12選をご紹介してきました。
体には様々な機能が備わっているのですがその機能を働かせるための栄養素が不足していたのではうまく体をリラックスさせることはできません。
なかなかリラックスできないと感じている時は、リラックス効果の高い食べ物を積極的に食べることで、体が本来持っている機能によってその効果を得ることができます。
食べ物だけでなく、日光浴などリラックス効果の高いことを習慣にしてみたり、リラックスグッズを活用したりすればその効果もより高いものとなりますよ。
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