お茶に含まれる苦味成分であるカテキンは、健康や美容に良い効果が期待できる成分です。
そんなカテキンの効果を得たいと考えている人は、カテキンの量が多いお茶を知っておきたいでしょう。
カテキンを多く含むお茶を知っておくことで効率よく摂取できるので効果の実感しやすくなります。
ここではカテキンを多く含むお茶をランキング形式でご紹介します。
多く含むお茶を飲んで健康や美容に役立てましょう!
目次
カテキンが多く含まれているお茶にはどんなのがあるの?
カテキンは苦味成分でもあり、苦味を感じるお茶に多く含まれています。
お茶の種類としては緑茶やウーロン茶、紅茶などです。
これらのお茶は食事やおやつの時にはいつも飲んでいる人も多いことでしょう。
ただ、お茶の種類によってカテキンの量は違います。
カテキンの量は緑茶が最も多く含まれ、次にウーロン茶、紅茶の順です。
また緑茶でも煎茶や番茶、玉露など種類がありますが、それぞれでカテキンの量も違います。
煎茶では12%、 番茶では10%、玉露は9%となっています。
高級なお茶として知られる玉露よりも一般的に飲まれているお茶ほどカテキンの量が多いです。
煎茶や番茶は価格も手頃なことから手軽にカテキンを摂取することができますね。
ちなみにウーロン茶では7%、ほうじ茶は2%、紅茶も2%のカテキンが含まれています。
カテキンの効果は?
カテキンには健康や美容効果があることは知っているけど、具体的にどのような効果があるのかよく知らない人もいるのではないでしょうか。
カテキンに効果があるとされているのは、
- 抗酸化作用
- 抗ウイルス作用
- 抗ガン作用
- 抗アレルギー作用
- 生活習慣病予防
- 殺菌、抗菌作用
- 虫歯、口臭予防
- 肥満予防
などです。
カテキンには高い抗酸化作用があるため、抗ウイルス作用、抗ガン作用もあるとされています。
この抗酸化作用によって活性酸素から細胞を守ることができるので、カテキンでエイジングケアをすることもできるでしょう。
コレステロールを下げる、血糖値の上昇を抑える作用もあるので生活習慣病予防にもなりますし、殺菌・抗菌作用によって虫歯や口臭予防にも有効です。
カテキンは肝臓の脂質代謝を活性化すると言われているので脂肪燃焼を高める効果が期待できます。
このことで肥満予防やダイエット効果を高める効果も期待できます。
・詳しくはこちらの記事で紹介しています
カテキンが含まれているお茶6選。多い順からランキング形式で紹介!
① 煎茶
出典:Instagram
お茶の中でもカテキンが最も多く含まれていると言われているのが煎茶です。
緑茶は日本人にとって最も親しみのあるお茶ですが、その中でも多くの人に飲まれているのが煎茶でしょう。
この煎茶は日光を遮ることなく栽培された茶葉を蒸してから揉んで乾燥させて作ります。
カテキンは日光を浴びるほど増えるとも言われ、日光を遮ることなく栽培された茶葉で作られた煎茶には多くのカテキンが含まれています。
カテキンの量が多いということは苦味成分も多いということになり、煎茶は飲みにくいのではと思う人もいるかもしれません。
しかし、多くの日本人に親しまれているお茶ということもあり、すっきりとした飲み味が特徴です。
苦味成分だけでなく旨味成分も豊富なので多くの日本人に親しまれているのでしょう。
煎茶を入れる時には熱湯を使うことでよりカテキンを抽出することができますが、美味しく飲みたいときには一度湯のみにお湯を移して湯冷ましをすると旨味成分が出やすくなります。
② 番茶
出典:Instagram
番茶も一般家庭ではよく飲まれている緑茶の一つです。
緑茶の一つなのですが、他の緑茶と何が違うのかと思う人もいるでしょう。
番茶は「晩茶」とも呼ばれます。
この言葉からもわかるように番茶は晩い時期に摘んだ茶葉で作られたお茶のことです。
早い時期に摘んだ茶葉は柔らかいのですが、時間が経つにつれて茶葉が硬くなります。
そんな硬い茶葉で作られた番茶は下級茶とも言われています。
下級茶と聞くとイメージがあまり良くないですが、番茶は渋みやカフェインが少ないので飲みやすいのが特徴です。
この飲みやすさから子供からお年寄り、体調崩している人も飲みやすいお茶として一般家庭に親しまれているようです。
③ 玉露
出典:Instagram
緑茶の中で高級なお茶として知られているのか玉露です。
高級なお茶として販売されていることもあり、価格も煎茶や番茶と比べれば大きく異なります。
高級なお茶だけあり上品な味と香りを楽しむことができます。
そんな高級なお茶なのにカテキンの量は煎茶や番茶よりもなぜ少ないのかと思う人もいるでしょう。
その理由として栽培方法があります。
玉露は2~3枚新芽がひらき始めると、茶畑全体をよしずやわらなどで被って日光を遮断します。
この栽培方法によって他の緑茶にはない強い甘みのある茶葉を作ることができます。
しかしカテキンは日光を多く浴びるほど作られるので、日光を遮断して作られた茶葉を使用した玉露はカテキンの量が少なくなってしまいます。
④ ウーロン茶
出典:Instagram
ウーロン茶は中国茶のひとつで、中国茶の中でも日本人にはとても親しみのあるお茶のひとつです。
食事の時には緑茶ではなくて、ウーロン茶を好んで飲んでいる人も多いことでしょう。
このウーロン茶にもカテキンが含まれていますが、ウーロン茶は緑茶と比べるとカテキンの含有量が少ないです。
緑茶と比べてウーロン茶がカテキンの含有量が少ないのは茶葉が関係しているのではと思っている人もいるでしょうが、緑茶もウーロン茶も同じ茶葉で作られています。
ではなぜウーロン茶は緑茶と比べてカテキンが少ないのでしょうか?
それは発酵させているか発酵させていないかの違いでしょう。
カテキンにはいくつかの種類があり、製造過程で発酵させるかどうかによって含まれるカテキンの種類や量も変わってきます。
緑茶は全く発酵させずに作りますがウーロン茶は半発酵のお茶です。
そのためこの発酵のさせる過程でカテキンも失われていると考えられます。
⑤ ほうじ茶
出典:Instagram
ほうじ茶はすっきりとした味わいから、煎茶よりもほうじ茶を好んで飲む人も多いです。
ほうじ茶は見た目が茶色をしていますが、緑茶の一つとして分類されています。
ほうじ茶は番茶を強火で炒って作られています。
他の緑茶とは違い、炒る工程が入っていることで香ばしさが味わえるのがこのほうじ茶の特徴です。
緑茶に香ばしさが加わって飲みやすいお茶なのですが、強火で炒ったことでカテキンも失われて含有量も緑茶と比べるとかなり少なくなっています。
⑥ 紅茶
出典:Instagram
紅茶にはダージリン、アッサム、アールグレイなどのいくつかの種類があり、紅茶好きの人は様々な種類の紅茶を毎日楽しんでいるのではないでしょうか。
この紅茶にもカテキンは含まれていますが緑茶と比べれば量は少ないです。
その理由として紅茶は完全発酵のお茶であることが挙げられるでしょう。
緑茶やウーロン茶、紅茶も同じ茶葉で作られます。
同じ茶葉で作られるお茶なのですが、緑茶は全く発酵させませんし、ウーロン茶は半発酵、紅茶は完全発酵という違いがあり、 同じ茶葉で作られていても色や香り、味が全く違ったものになります。
この製造過程によってカテキンの量も大きく異なり、完全発酵の紅茶はカテキンの量は緑茶と比べるとかなり少なくなっているようです。
カテキン茶の選び方は?ただカテキンが多く含まれているお茶を飲めばいいの?
カフェインの量で選ぶ
カテキンを摂取するためのお茶の選び方は、ただカテキンが多く含まれていればいいというわけではありません。
お茶にはカテキン以外にも様々な成分が含まれていることから、他の成分もよくチェックして選ぶ必要があるでしょう。
おすすめの選び方の一つが、カテキンの量が多くカフェインの量は少ないカテキン茶を選ぶことです。
最もカテキンが多いとされる煎茶にはカフェインが30mg含まれています。
ほうじ茶も同じ量ですが、玉露には180mgもカフェインが含まれていて量がとても多いです。
ウーロン茶は30mg、紅茶は抽出時間によって異なりますが50~80mgも含まれています。
しかし番茶に含まれるカフェインの量は15mgで、上記で紹介したカテキン茶の中では最も少ないです。
カフェインの摂取はできるだけ避けたい人はカテキンの量が多くカフェインが少ない番茶を選ぶと良いでしょう。
購入のしやすさで選ぶ
カテキン茶の選び方では、購入のしやすさも大きなポイントになるでしょう。
カテキンの効果を得るためには、少量でも毎日継続して摂取することが大切です。
緑茶が好きな人は玉露のような美味しいお茶でカテキンを摂取したいと考えるかもしれませんが、高価なお茶は経済的な負担がかかります。
比較的安価な価格で購入できる煎茶や番茶、ほうじ茶といったようなお茶であれば経済的な負担を少なく、スーパーなどでも簡単に購入することができるので毎日摂取がしやすいです。
また、通販サイトなどで定期購入することで手間なく飲み続けることができます。
飲みやすさで選ぶ
カテキンが含まれるお茶にはいくつかの種類があり、それぞれのお茶によって香りや味が違います。
お茶によっては苦手と感じるものもあるでしょう。
カテキンの効果を期待するには継続的な摂取が必要なことからも、自分の好みのお茶を選ぶことも大切です。
紅茶はカテキンの量が少ないですが、紅茶が好きな人なら毎日飲むのも苦にならないでしょう。
含まれる量が少なくても継続して飲み続けることでカテキンの効果が期待できます。
おすすめはコレ!カテキンが豊富な健康茶【白井田七。茶】
先ほど紹介した
- カフェインの量
- 購入しやすさ
- 飲みやすさ
この3つの選び方にぴったりなカテキン茶が「白井田七。茶」です。
白井田七茶一包あたりカフェイン量は23mgで、50gの茶葉から抽出されるカテキンやテアニン、サポニンなどが豊富に含まれています。
また、スッキリとした飲みやすさで小さな子供でも、美味しく飲むことができます。
15日間の返金保証もあるため、カテキン効果を目的にお茶の購入を検討している方は、一度こちらを試してみてはいかがでしょうか。
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カテキンの適切な摂取量や副作用は?
カテキンの効果を早く得たいと考えている人は少しでも多くのカテキンを摂取しようとするのではないでしょうか。
しかしカテキンには適切な摂取量があり、過剰摂取をすることで副作用が出る可能性もあります。
カテキンの効果を得るためには、まずカテキンの適切な摂取量を知っておく必要があるでしょう。
お茶でカテキンを摂取する程度なら副作用の心配はそれほどないですが、高濃度のカテキンを配合したお茶やサプリが販売され、カテキンを過剰摂取したことでの副作用が報告されています。
カテキンの効果を早く得たいからと過剰摂取することはくれぐれも避けるようにしてください。
カテキンの適切な摂取量や副作用については下記のページで紹介していますのでぜひ参考にしてください。
・詳しくはこちら
おわりに
ここではカテキンの量が多いお茶について紹介してきました。
カテキンには健康効果だけでなくダイエット効果も期待できることから、ダイエットをしている人はぜひ摂取しておきたい成分の一つです。
ただお茶によってカテキンの量は違いますし、過剰摂取してしまえば副作用が出る可能性もあります。
健康や美容にとカテキンを役立てるためにも自分に合ったお茶を選んで効果を実感しましょう!
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