皆さんは子供の頃、空の雲を生き物になぞらえたり、空に向かって凧揚げをして遊んだりしませんでしたか?
子供の頃はあんなに空を見上げていたのに、大人になるにつれて見上げることもなくなってしまった…まるで空の存在を忘れてしまったかのようです。
そこで、今一度空を見上げることによる素晴らしさを知ってもらうためにも、空を見上げることによる癒し効果をご紹介します。
リラックス効果
空を見上げるには屋外に出る必要があり、太陽の光を浴びることになります。人間は太陽光を浴びると、セロトニンと呼ばれるホルモンが体内で生成されるので、精神を安定させてくれる効果があります。
また、色彩心理学的に青い色には「沈静」・「クール」などの意味があり、人の心を冷静にさせてくれるといわれています。
さらに明るい空の青色は、副交感神経に作用し、脈拍や血圧を下げてリラックスした状態にさせてくれます。
気分転換とストレス耐性がつく
背伸びをしながら空を見上げるだけで、いい気分転換とストレスに強くなることが期待できます。空を見上げると自然と背筋が伸び深く呼吸をするので、自律神経の緊張によって凝り固まった筋肉が腰痛を和らげてくれます。
また、空を見上げ、自然の風を感じながらゆったりと雲の流れていく様子を眺めていると、五感が研ぎ澄まされ、ストレス耐性に強い扁桃体を活性化させてくれます。
さらに、晴れた日なら爽快感という精神的なプラス効果もありますね。
星空を見ることによる視力回復効果
裸眼の状態で遠くにある星を集中的に見つめるていると、徐々にはっきりと見えてくることでしょう。
つまり、星空を眺めることによって、ピント機能を高めることができるため視力回復に効果的だといわれています。
また、夜は光の刺激が少ないので網膜や視神経などを休めることにつながり、目のコンディションを整えることにも良いとされています。
なかなか普段、星空を見る機会はないかもしれませんが、視力が低下している人は、積極的に星を眺めてみましょう。
しかし、視力が0.3以下にもなると、どの星も肉眼ではぼやけて見えてしまうので効果はあまり期待できないようです。
おわりに
空を見上げるだけでリラックス効果やストレスに強くなることがわかりました。
日々の忙しさに追われていると、風の流れや草の香りなど自然を感じることの安らぎを忘れてしまいがちですよね。
しかし、忙しい毎日だからこそ自然とふれあい、リラックスする時間が必要なのです。
今の自分には余裕がないなと感じたら、週に1度でも空を見上げる時間をつくってみてはいかがでしょうか?
・空が大好きなあなたに読んでほしい記事
コメント