マッサージで得られる癒し効果がすごい!ただやりすぎには注意も?

マッサージ・エステ
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マッサージをされている時、とてもリラックスした気持ちになりますよね。精神的に癒される効果は実感されている方も多いのではないでしょうか?

マッサージには精神面の癒し効果だけではなく、身体的にも癒し効果があります。また、同時にやりすぎた場合、悪影響を及ぼす可能性もあります。

そこで、今回はマッサージの効果と危険性について紹介します。

 

 




疲労回復効果

 

マッサージをしてもらうことで、身体的な疲労回復が期待できます。

身体的な疲労とは、老廃物が体の中に溜まり、疲れが取れない状態が続くことです。老廃物は基本的に、血液の流れによって体外に排出されます。血管は全身にめぐっているため、体のすべての部分の老廃物を体外に排出することが可能なのです。

しかし、長時間にわたり同じ姿勢をとっていると、血液の流れが悪くなります。そうなると、血液の循環によって運ばれていた老廃物が運ばれなくなり、溜まってしまいます。これが身体的な疲労の原因です。

この血液の流れが悪い状態を、マッサージで改善することができます。血流が改善されると、蓄積した老廃物を流すことができるようになるため、疲労回復が期待できるというわけです。

 

 

リラックス効果

 

人が快適に過ごすためには、自律神経のバランスが保たれていることが大切です。

ストレスが多くかかっている時には、交感神経が優位になります。この状態が続くと、体も心も常に緊張し、固まってしまいます。

マッサージをすることで、交感神経が優位な状態から副交感神経が優位な状態へと改善していきます。副交感神経が優位になると、リラックス効果が期待できます。

また、自律神経とホルモン分泌、免疫系はそれぞれに影響をし合うため、自律神経のバランスが改善すると、ホルモン分泌や免疫系にも良い影響を及ぼすことができるのです。

例えば、ストレスを受けたときに分泌されるコルチゾールというホルモンは、マッサージを受けると、分泌が減少します。

このように、マッサージは緊張状態やストレスから開放し、リラックスへと導いてくれるのです。

 

 

安眠効果

 

人が心地の良い眠りにつくとき、自律神経のバランスは、副交感神経が優位になります。

疲れがひどく、ストレスを抱えている状態では、交感神経が優位になってしまうため、不眠の症状が出てしまいます。

交感神経が優位の状態から副交感神経が優位の状態に改善するために、マッサージを行います。そうすることによって安眠・快眠につながるのです。

また、寝つきが悪くなる原因に、目の疲れが挙げられます。遅くまで夜更かしをして、パソコンやスマートフォンの操作をしていると、目の筋肉が疲労し、疲れていても眠れなくなります。

そのような時は、目の筋肉をマッサージしてほぐすと血流が改善し、快適な睡眠を得ることができます。睡眠は、脳や体を休める大切なものです。快適な睡眠を得ることは、仕事や家事を元気に行うためにも役立ちます。

 

 

過度なマッサージは悪影響も?

 

マッサージは、適度な強さで行えば、様々な良い効果を得ることができます。

しかし、過度にやりすぎると、体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

マッサージは体の外からの刺激です。極端にいうと、物にぶつかった時に受ける刺激と同じことです。ですので、強すぎるマッサージは、けがをしてしまう原因になります。強く揉むことによって、筋肉の繊維が壊れ、血管が圧迫されます。そうすると、内出血が生じ、打撲のようになります。

また、強く圧迫された刺激によって筋肉が反応を起こします。そのことによって、翌日にだるさや痛みを引き起こします。これが揉み返しです。

マッサージは適度な強さで行いましょう。

 

 

おわりに

 

マッサージは、自律神経やホルモンの分泌に影響を及ぼし、リラックス効果快眠効果をもたらしてくれます。

一方、過度にやりすぎてしまうと、打撲や揉み返しのような悪影響が出てしまいます。あまり強くしすぎずに、気持ちの良い強さで行うようにしましょう。

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