ご自宅やオフィスに花を飾っていますか?
お花を眺めていると、なんだか明るい気持ちになったり、やる気が出てきたりと、自然と前向きな気持ちになりますよね。
実はそれ、気のせいではありません!
お花には、わたしたちを癒してくれる素敵な力があるんですよ。
今回は、お花の持つ癒し効果や、お花をより美しく飾るためのポイントをご紹介します。
目次
自宅にお花を取り入れよう!
ご自身で定期的に花を購入している方もいれば、結婚式や送別会などのイベントのときにだけ頂く、という方もいらっしゃると思います。
せっかくきれいな花を飾ろうと思っても、雑然とした部屋やホコリまみれの玄関にお花を飾るのはちょっと気が引けますよね。
お花を部屋に飾ると、なんとなく部屋を片付けたいな。と思うようになり、またお花を飾り続けることで、そのきれいさをキープすることができます。
部屋の片づけが苦手、またはお花のお手入れが面倒…なんて思っている方にこそ、花のある生活を送ってみませんか?
お花の美しさにつられて、あなたのお部屋も、いつのまにかきれいで清潔感のある空間になるかもしれませんよ!
お花を飾ることによる3つの効果
お花には癒しの効果があり、それは「フラワーセラピー」と呼ばれています。
- 主な効果としては
- ストレスの軽減
- 不安感・抑うつ軽減
- イライラ・焦りを抑える
- 身体の疲れを癒す
- 意欲を高める
などがあげられます。
「フラワーセラピー」の中には、どんな癒しの要素があるのかを以下にまとめてみました。
花の色(カラーセラピー)
わたしたちは、身の回りにある色からも影響を受けて生きています。
例えば、情熱の赤とか純真無垢な白、というように、色にはそれぞれイメージがあり、それがわたしたちのメンタルにも大きく作用します。
★赤
やる気をアップさせてくれる色です!
眺めるだけで血行が良くなり、体内に活力がみなぎります。
★ピンク
人に優しくなれる色です。緊張がほぐれて、リラックスしたいときに選びましょう。
女性ホルモンの分泌を促してくれるので、肌などのアンチエイジングにもおすすめです。
★黄色
人間関係に悩んでいるときに選びましょう。周囲とのコミュニケーションが楽になります。ストレス解消や、消化能力を高めてくれる働きもあります。
★オレンジ
新陳代謝をアップさせてくれる色です。体があたたまることで、体内の機能も向上し、気持ちも明るくなります。
★青
体の機能の中でも、特に喉や呼吸器によいと言われています。
気持ちの高ぶりを鎮め、落ち着きを取り戻したいときに、力になってくれます。どうしても冷静になれないときに選んでみてください。
★白
こちらも神経の高ぶりを鎮める効果があります。
心を癒し、気持ちをリセットしたいときに眺めてみましょう。頭の中をスッキリさせたいときにもおすすめです。
花の香り(アロマテラピー)
アロマテラピーでは、一般的に精油(エッセンシャルオイル)が使われますが、飾ってある花の香りからも、癒しの効果を得ることができます。
精油と比べると、花からは漂う香りは、優しく穏やかです。
その優しい香りが、わたしたちの自律神経に働きかけ、穏やかな効果をもたらしてくれます。
甘い香りで心を癒したり、シャープな香りで気持ちを切り替えたりと、選ぶ花によって効果はさまざまなので、香りで飾る花を選ぶのも楽しいですね。
風水
風水では、花は陰と陽のバランスを整えてくれるとされています。
花は花でも、ドライフラワーは風水の考え方ではNGです。生きている花を選びましょう。
飾る場所としては、玄関やキッチン、寝室、トイレがおすすめです。
悪い気が溜まりにくくなったり、よいエネルギーを取り入れる効果があります。
お花を美しく見せる5つの飾り方
花束をもらったときはきれいなのに、花瓶に生けるとなんだかうまくいかない…ということはありませんか?
今回は、初心者でも比較的簡単にできるお花の美しい見せ方を5つご紹介します。
主役を決める
そのときの気分に合わせて、どの花をいちばん目立たせたいかを選びます。
大きくて迫力のある花は低い位置に、小さめで可憐な花は高い位置に生けると、見た目のバランスがよくなります。
ラウンド型にする
ラウンド型は名前の通り、どこから見ても、まあるいフォルムになるようにお花を生ける方法です。
最初に、お花を同じ長さに切りそろえておくと作業しやすいです。
器に1輪ずつ順番に挿していきます。花瓶を回して、全体のバランスを見ながら生けましょう。
ふんわり、こんもりになるように意識します。
高低差を出す
お花に高低差を出すだけで、ぐっと雰囲気がよくなります。
手前を低くし、奥に行くにつれて高さを出していきます。
種類と色を抑える
店頭できれいな花々を眺めていると、どれもこれも欲しくなってしまいますよね。
しかし、活けるのに慣れるまでは、なるべく同じ種類の花を選ぶようにしましょう。
色も同系色のものを選ぶとまとまりやすいです。
色を増やしたい場合は、まずは白い花から挑戦してみてください。
どのような花ともバランスがとりやすく、美しさを演出することができます
器とのバランス
お花の背が高い時には背の高い花瓶を、お花の背が低い時には背の低い花瓶を合わせましょう。
お花を活け終えたときに、花瓶とお花の割合が1:1になるように意識しましょう。
花瓶が手元にないときは、かわいいお酒のビンやガラスのコップ、和食器や徳利などでも雰囲気がでて素敵な仕上がりになります。
お部屋やお花の雰囲気に合わせて選ぶのも楽しいですよ!
おわりに
お花を生けるのは難しいと感じている方でも、少しコツをつかむだけで、気軽に「花のある生活」楽しむことができます。
お花屋さんには、四季折々の花が並んでいます。
その季節の旬の花を選ぶのはもちろん、その季節のイベントに合わせてインテリアを考えるのもいいですね。
毎日、忙しくしていると、季節の移り変わりを感じる時間も失われてしまいがちです。
季節のお花を飾って心を潤してみませんか?
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