1日の疲れを癒してくれるお風呂タイム、みなさんはどのように過ごしていますか?
ただ体をキレイにするだけではもったいないですよ!ちょっと工夫するだけで、毎日の入浴を究極の癒しタイムにすることができます。
様々なグッズやアイディアを取り入れて、お風呂で過ごす時間を今よりもっと快適に楽しんでみましょう。
お風呂(入浴)の癒し効果
湯船に浸かると気持ちがふっと軽くなり、心身ともに疲れがとれるような気がしませんか?
これにはちゃんとした理由があります。
お風呂にゆっくりとつかることで、体がじわじわとあたたまって血行がよくなり、それによって、日中、緊張して凝りかたまっていた筋肉がほぐれていくのです。
筋肉がゆるむにつれて肩こりや腰痛などが軽減され、全身の疲れが抜けたように感じ、リラックスできるのです。
日中、緊張状態にさらされていると、体は交感神経が優位になっている状態ですが、リラックスすることで副交感神経が刺激され、自律神経のバランスが整います。これによって気持ちの面でも、溜まったストレスが軽減されるのです。
また、人間はあたたかいものに触れると寂しさが和らぐといわれています。寂しいときはなんとなく、人のぬくもりが恋しくなりますよね。これからは、ひとりきりの夜でも大丈夫です!
ハグの代わりに、あたたかなお湯に包まれてみてください。お湯のぬくもりが心に抱えている寂しさを癒してくれるのだそうです。
お風呂はこまめに掃除して快適に!
毎日、気持ちよく入浴するために最も大切なこと、それは「掃除」です!
水垢、せっけんカス、カビなど、お風呂にはたくさんの敵が潜んでいます。
水垢が気になるところ(水栓周り、鏡など)にはクエン酸を水に溶かしたもの、せっけんカスが気になるところ(排水溝のぬめりなど)には重曹を水に溶かしたもので掃除してみましょう。
それぞれの水溶液をキッチンペーパーなどに染み込ませて、汚れの上に密着させるように貼り付けて数時間パックします。あとはこすりながら洗い流すだけでピカピカになりますよ!
カビには専用のカビ取り剤を使います。ただ吹き付けるだけではなく、上から食品用のラップなどでパックしてから流すと効果倍増です!
普段、見逃しがちな天井のカビ取りも忘れずに行いましょう。薄めたハイターで雑巾がけするだけでも違います。放っておくと、知らないうちにカビが天井から降ってきているかもしれませんよ!
お風呂タイムを楽しむ入浴方法
日頃の疲れを癒したい方には、「アロマバス」がおすすめです。
お気に入りの香りのアロマオイルをバスソルトに混ぜてお湯に溶かすだけで簡単に作れますよ!アロマの香りに癒されるだけでなく「自分のためだけに作る」という、手作り感も楽しめます。
アロマオイルの種類によって、気持ちを落ちつかせるものや、しゃきっと気分転換させてくれるもの、ホルモンバランスの乱れを整えてくれるものなど、様々です。自分のお気に入りを探してみましょう。
また、もっと手軽なものに、「入浴剤」がありますね。発汗作用のあるものや筋肉疲労を癒すものなど、効能別にいろいろな種類がありますので選びやすいですよ。
何も考えず心の中を静かにしたい、そんなときには迷わず「キャンドル」を選びましょう。キャンドルのゆらゆらゆれる炎を眺めるだけで、人間の脳は安らぎを感じることができます。
また、炎のオレンジ色には、心を穏やかにしてくれる力があります。
半身浴をしながら、防水DVDプレイヤーでお気に入りの映画鑑賞などもいいですが、1日のうちのほんの少しの時間でも、電気機器から離れて、ゆったりとした時間を過ごすことをおすすめします!
長すぎる入浴には注意も?
熱いお風呂が好きな方、ぬるま湯にゆっくりつかるのが好きな方、好みも人によって様々ですよね。健康のために半身浴を長時間行っている方も多いのではないでしょうか?
ところが健康にいい入浴時間はそんなに長くないのです。40度のお風呂なら大体15分が目安といわれています。意外と短めですよね!
血圧はあたたかいお湯に入ると高くなりますが、そのまま湯船につかっているうちに、今度は下がっていってしまいます。
短時間で血圧が変動すると、最悪の場合、意識を失ってしまうことがあるので注意が必要です。特に低血圧や貧血でめまいを起こしやすい方は気を付けてください。
また長時間の入浴で、のぼせてしまうことがあります。血行が良くなり、脳に血液が一気に流れ込み、溜まってしまうのが原因です。こちらも、めまいや吐き気、脱水が起きてしまうことがあるので、自分の体調と相談しながら入浴しましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は、その日の疲れをその日のうちに癒すことができる、お風呂タイムの過ごし方をご紹介しました。
綺麗なお風呂で体も心もきれい洗い流して、毎日をもっと快適に過ごせたら最高ですよね!
今まで、面倒くさくてシャワーだけで過ごしていた人も、たまには湯船に浸かってみてください。翌朝の目覚めがちょっと変わるかもしれませんよ!
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