日本人の多くが食事の時には緑茶を楽しんでいますが、そんな緑茶の中で最近注目を集めているのがべにふうき茶です。
べにふうき茶を飲むことで日本人の多くが悩んでいる症状にも有効な対策をすることができます。
ここではべにふうき茶の効果や効能、 べにふうき茶の美味しい飲み方、1日の摂取量や副作用、おすすめのべにふうき茶を紹介しています。
べにふうき茶が気になっている人はぜひ最後までお読みくださいね。
目次
べにふうき茶とは?
べにふうき茶を聞いたことがあるけど、どのようなお茶なのかと思っている人もいるでしょう。
べにふうき茶は、日本生まれの紅茶品種のべにほまれとダージリン系の枕Cd86を配合して作られたお茶です。
べにふうきは植物特有の病気や虫に強く栽培しやすい品種です。
病気や虫に強いことで農薬をあまり使う必要がないので、安全に栽培することができます。
べにふうきは、中国茶のような半発酵茶用として開発されました。
他の半発酵茶と比べると渋味が強めですが、香りが良いのが特徴です。
もともとは紅茶や半発酵茶用として開発されましたが、日本では紅茶の生産があまりされていないためにあまり注目されませんでしたが、緑茶として加工したことで注目されるようになりました。
べにふうき茶の6つの効果・効能
便秘の解消効果
お茶に含まれるカテキンには腸内環境を整える効果があるとされています。
腸内環境を整えることで便秘解消効果も期待できるでしょう。
また緑茶として販売されているべにふうきの中には粉末タイプのものもあります。
茶葉をそのまま粉末にしたことで、食物繊維をしっかりと摂れるので効果的な便秘対策をすることができるでしょう。
ただ緑茶にはカフェインが含まれています。
このカフェインは交感神経を刺激して腸の蠕動運動を悪くしてしまう作用もあります。
またお茶には利尿作用もあり、飲み過ぎるとこの利尿作用とカフェインの作用によって逆に便秘になることもあるので注意しましょう。
アレルギー症状の緩和に有効
べにふうきにはストリクチニンというアレルギー症状の原因となる抗体を抑制する成分が含まれています。
アレルギー症状はアレルギーに対して過剰に抗体が作られることで症状を発症します。
ストリクチニンにはこの過剰に作られる抗体を抑制する働きがあるので、花粉症以外のアレルギー症状の緩和にも有効です。
抗酸化作用
現代の社会では、紫外線や大気汚染、電磁波など外的ストレスが多く、さらに運動不足や睡眠不足など様々な要因によって活性酸素が増えやすいと言われています。
この活性酸素は増えすぎると正常な細胞を傷つけることから、様々な病気の原因になるとも言われています。
べにふうきに含まれている茶カテキンには高い抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する効果が期待できます。
アンチエイジング効果
活性酸素は病気だけでなく老化の原因ともされています。
若い頃には細胞が多くあるためハリのある肌を保つことができるのですが、年齢とともに肌細胞も減少してシワやたるみの原因となります。
加齢によるシワやたるみは仕方がないですが、この老化を早める原因が活性酸素です。
活性酸素が増えることで正常な細胞を傷つけるので老化を早めることになってしまいます。
抗酸化作用の高いべにふうきを飲むことで、老化を早める活性酸素を抑制してくれるのでアンチエイジング効果も期待できるでしょう。
口臭予防
べにふうきにはカテキンやフラボノイドという成分が入っています。
これらの成分は消臭効果があるとされ、べにふうきを飲むことで口臭予防をすることができます。
べにふうきに限らず緑茶には殺菌効果があることから、口腔内の殺菌をすることで口臭予防にも繋がっているようです。
美容効果
べにふうきには美容には欠かせない成分の一つであるビタミンCが含まれています。
このビタミンCは熱に弱いという特徴がありますが、お茶に含まれるビタミンCは80度以上の高温でもその性質が破壊されないと言われています。
そのため日頃からべにふうきを飲むことで高い美容効果も期待できるでしょう。
べにふうきはシミやそばかすが気になる人、ニキビ予防をしたい、美白ケアをしたいと考えている人にもおすすめです。
べにふうき茶は花粉症に効果あるの?
べにふうきは日本人の多くが悩む花粉症に有効であると話題を集めています。
緑茶として販売されているべにふうきにはメタル化カテキンというアレルギー症状を抑制する成分が入っています。
この成分によってくしゃみや鼻水、鼻水や目のかゆみなどの症状を緩和してくれます。
ただ注意が必要なのが、緑茶として販売されているべにふうきを飲むということです。
べにふうきは紅茶用に開発されたということもあり、べにふうきを使った紅茶も販売されています。
メタル化カテキンは紅茶には含まれておらず、花粉症対策をするためには緑茶として販売されているべにふうきを飲むことが大切です。
1日の適切なべにふうき茶の摂取量は?
べにふうきはメタル化カテキンが多く含まれていることが分かっています。
そのためメタル化カテキンの効果を得たい人にはべにふうきはとても有効です。
メタル化カテキンの1日の摂取量は31.3~34.3mgが基準値とされています。
これをべにふうき緑茶粉末にした商品で摂取する場合には、1日の摂取量は3g~3.5gが目安です。
メタル化カテキンの効果を得たいと考えている人は、少しでも多く摂取したい人もいるでしょうが、摂取量を守ってべにふうきを飲むことが大切です。
適切な量を毎日摂取することでべにふうきの良い効果を実感することができるでしょう。
飲みすぎるとどうなるの?べにふうき茶に副作用はある?
タンニンは胃にダメージを与えることがある
べにふうきには苦味成分であるタンニンが含まれています。
タンニンは抗菌作用や抗酸化作用、腸内環境を整える効果も期待できる成分なのですが、酸化すると胃の粘膜が荒れる原因となります。
特に胃が空っぽの状態ではその影響も大きいと考えられるので、食事中や食後に摂取する方が良いでしょう。
適量であればこの副作用の影響もそれほどないでしょうが、過剰摂取をすることで胃に大きなダメージを与える可能性があります。
べにふうきにもカフェインが含まれている
最近ではカフェインの悪影響が報告されるようになり、カフェインが含まれている飲み物を避けている人もいるでしょう。
べにふうきに限らず緑茶などには多くのカフェインが含まれています。
カフェインを過剰摂取することで不眠や吐き気の原因となりますし、落ち着きがなくなる、焦燥感を抱くなど精神的にも悪影響を与えます。
このカフェインは人によって影響が異なり、特に体の小さな人や子供、妊娠中や授乳中の人は注意する必要があります。
カフェインに弱い人は毎日少量の摂取が必要になるでしょうし、カフェインに強いからといって大量に飲めばカフェインの副作用は大きく現れることでしょう。
べにふうき茶の美味しい効果的な4つの飲み方
手軽に飲みたいなら湯呑にティーバッグを入れる
出典:Instagram
手軽にすぐに飲みたい人はティーバッグタイプの商品を購入して楽しみましょう。
ティーバッグタイプなら手軽にべにふうきを入れることができますし、後始末も簡単です。
ティーバックで飲むときには、待ち時間と注ぐお湯の温度に気をつけます。
しっかりとべにふうきに含まれる成分を抽出したいなら熱湯を注ぐことをおすすめします。
そして熱湯を注いだら3分くらい待つことでしっかりと成分の抽出をすることができるでしょう。
煮出すのもおすすめ
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少し手間はかかりますが、べにふうきをお鍋で煮出すのもおすすめの方法です。
鍋には、水を500ccに対してティーバッグ1個入れます。
煮出すときには煮出し時間が重要で、5分以上煮出すとメタル化カテキンが多く抽出されるとされています。
そのため6分程度を目安に煮出すと良いでしょう。
電子レンジもおすすめ
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鍋で煮出すのは少し手間がかかると感じる人もいるでしょう。
しかしべにふうきの成分はしっかり抽出したいという人は電子レンジを活用してみましょう。
マグカップにべにふうきを2~3g入れます。
そこに熱湯を180cc注いで電子レンジで2分加熱しましょう。
後は、茶こしや急須でこせばべにふうきに含まれる成分がしっかりと抽出されたお茶ができあがります。
普通に入れたお茶と比べるととても苦いと感じるかもしれませんが、この抽出方法であればべにふうきの成分をしっかりと摂取することができるでしょう。
苦味が気になる人は牛乳を入れる
出典:Instagram
べにふうきの成分をしっかり抽出する方法には、煮出したり電子レンジを活用したりする方法がありますが、成分を抽出すればするほど苦味を感じやすくなります。
このことで苦味によって飲みにくいと感じる人もいるでしょう。
そんな人は牛乳に混ぜて飲むことをおすすめします。
牛乳に混ぜることで苦味を抑えられて、抹茶オレのような感覚でべにふうきを楽しむことができます。
ハチミツや砂糖などを入れるとさらに美味しく飲むことができますよ。
おすすめのべにふうき茶4選
べにふうき 粉末
べにふうきの効果をしっかりと得たいけど、時間をかけて成分を抽出するのは面倒と感じる人もいるでしょう。
そんな人には粉末タイプの商品がおすすめです。
茶葉をそのまま粉末としているので、茶葉をまるまる摂取できて高い効果も期待できるでしょう。
そんなべにふうきの粉末タイプでおすすめなのがこの商品です。
この商品は農水大臣賞・日本農業賞を受賞した静岡県産のべにふうきで、安心してべにふうきを摂取することができるでしょう。
1パック80gの商品が2セットになり、約320杯分飲むことができます。
べにふうき緑茶 お徳用
べにふうきをティーバッグで楽しみたい人におすすめなのかこの商品で、楽天市場でのランキングでも1位を獲得するほどの人気です。
国産べにふうきを100%使用し、100gあたりメタル化カテキンが1600mg含まれています。
この含有量は第三者機関で測定され、その証明書をサイトで公表もしています。
ティーバッグでべにふうきを楽しみたい人、しっかりとメチル化カテキンを摂取したい人に最適な商品です。
べにふうき茶 粉末スティック
べにふうきを外出先でも飲みたいと考えている人もいるでしょう。
空腹時に飲むと胃に悪影響を与える可能性もあることから、仕事などをしている人は昼食時にべにふうきを飲めば安全に成分を摂取することも可能です。
そんな外出先でべにふうきを飲みたいと考えている人におすすめなのがスティックタイプです。
スティックタイプは携帯にも便利で、お湯さえあればいつでも温かいべにふうきを楽しむことができます。
この商品はべにふうきを粉末にしたスティックタイプの商品で、年間60万本を出荷するほどの人気商品です。
粉末タイプでは茎などを使用しているのではないかと不安を感じる人もいるかもしれませんが、この商品はメチル化カテキンが含まれていない茎は取り除き、静岡県産のべにふうき茶葉を100%使用して作られているので安心です。
べにふうき緑茶 茶葉タイプ
粉末タイプが便利と考える人もいるかもしれませんが、粉末タイプでは濃すぎると感じる人も多いです。
粉末タイプでは茶葉だけでなく茶ガラなども粉末にされているケースがあります。
茶葉タイプなら安心して成分を摂取することができますし、通常のお茶と同じ感覚で急須に入れて楽しむことができます。
この商品は茶葉タイプの鹿児島産のべにふうきです。
全国茶品評会で農林水産大臣賞受賞した日本一のお茶農家さんが作っているので、安全性だけでなく、べにふうき本来の美味しさを楽しむことができるでしょう。
おわりに
べにふうきにはメタル化カテキンが含まれていることで日本人の多くが悩む花粉症対策には有効なお茶です。
その他にも様々な成分が含まれているので、女性にも嬉しい効果が期待できるでしょう。
多くの人が健康や美容に悩みを持っていて、薬やサプリメントなどによって対策をしている人もいるでしょう。
しかし薬では副作用が心配ですし、サプリメントも特定の栄養素だけを摂取することで適量でも悪影響が出る可能性もあります。
べにふうき茶であれば、普通の飲み方さえしていれば副作用の心配はほとんどありません。
安全性の高いべにふうきで様々な効果を実感してみてはいかがでしょうか。
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