首のこりを訴えている方はとても多いです。
普段の姿勢の悪さや、長時間のデスクワーク、スマートフォンの多用、ストレスに至るまで、その原因はさまざまです。
首こりが慢性的にあらわれると、首から肩・肩甲骨にかけての血行が悪くなります。
血行不良は、免疫力低下・慢性的な疲労感・冷え性・不眠などといった、体全体の不調を引き起こし、ついには心までむしばまれてしまうこともあるのです。
今回は、そんな厄介な首こりを劇的に解消する8つの方法をご紹介します。
ご自宅で簡単にできるものばかりなのでおすすめですよ!
前ページにて、首こりがひどくて治らない7つの原因を紹介しています。
目次
試してほしい!首こり解消に効果的な8つの方法
首こりは、主に首周辺の筋肉が過度に緊張したり、無理な負担がかかったりすることで起こります。
首こりを改善したいなら、まずは血流を改善させましょう!
首こり解消法①:首まわりをあたためる
血行をよくしたいなら、まずはあたためましょう。手軽なのはホットタオルです。
熱めのホットタオルを作り、首の後ろから肩にかかるように置きます。
首こり解消法②:サプリメントを使う
首コリを解消するにはサプリメントが効果的です。
サプリメントの成分によって、首コリの原因となる血行不良や冷えを解消してくれるのです。
首こりや疲れ冷えを元から治すサプリメントでおすすめなのが「なごみ美人」です。
含まれている成分は、血行を良くするものばかりです。
- ヒハツ
- カプサイシン
- イチョウ葉エキス
- ショウガ麹
ショウガを発酵することでよりショウガの体を温める効果を引き出し、冷えや血行促進に効果があります。
血行に関する成分が豊富なだけではなく、首こりや体の疲れの改善にも効果があります。マカや高麗人参・ローヤルゼリーを混ぜることで体をいたわり、テアニンも合わせて取ることでほぐし効果も得ることができます。
これらすべてを含んだサプリメントを飲むことにより首こりや疲れ冷えの改善ができるのです。
首コリに悩まされている方はサプリメントを一度活用してみると良いでしょう。
首こり解消法③:リンパマッサージ
リンパを刺激すると、老廃物や疲労物質が流れやすくなり、首のこりや肩のこりが改善します。
鎖骨のリンパ節は左右に存在しますが、特に重要なのは左鎖骨のリンパ節です。
鎖骨の下にあるリンパ節をやさしく押し、ゆっくり離してみましょう。これを数回繰り返すだけでも効果があります。
時間があるときには、鎖骨とは反対側の手の人差し指と中指で、鎖骨を挟むようにして、内側から外側に向かって優しくなでてあげましょう。
また、ゆっくりと首を回すだけでも、首まわりのリンパが刺激されて血行がよくなります。
仕事中などでも簡単にできるのでおすすめです。
首こり解消法④:ツボ押し
首こりにはツボ押しも有効です。
すでに首がこっている方はもちろん、首こり予防にもなります。
ここでは、とくに有名な4つのツボをご紹介します。
「完骨」
両耳の後ろにある骨の出っ張りの下のくぼみにあります。
ツボに指の腹を当て、指で頭の重みを感じるようにしましょう。
「あもん」「天柱」「風池」
「あもん」は後頭部の中心線上の生え際より5ミリほど上にあります。
あもんのツボから、両外側1センチのところにあるツボが「天柱」です。
天柱のツボからさらに1.5センチほど外側に位置しているツボが「風池」です。
どのツボも親指の腹を当て、頭の重みを感じるようにして刺激します。
首こり解消法⑤:ストレッチ
首まわりや肩甲骨まわりのストレッチを行うと、コリがほぐれてスッキリしますよ。
「首まわりのストレッチ」
- 首を左に傾けたら、右肩を引き下げます。
- 20秒ほどキープしたら、ゆっくり戻しましょう。
- 一呼吸おいたら、次は左斜め前に頭を倒して20秒ほどキープし、またゆっくり戻します。
- 反対側も同じようにやりましょう。
「肩甲骨まわりのストレッチ」
- 両腕を前に伸ばし、両手を組みます。
- 息を吐きながら、顔はおなかを見るようにして腕をできるだけ前に伸ばします。
- このとき、できるだけ腕から背中を離すイメージで行いましょう。
- 肩甲骨のあたりがぐっと伸びるのを感じるはずです。息は止めずに、そのまま5秒ほどキープします。
- 体を起こしたら、次は背中の後ろで両手を組み、下へまっすぐ伸ばします。
- 今度は息をゆっくりと吸いながら、背筋をピンと伸ばします。息を止めずに5秒ほどキープしてください。
首こり解消法⑥:生活習慣の見直し
日頃の運動不足や、姿勢の悪さを正すだけでも、首こりを和らげることができます。
運動不足にはウォーキングを試してみましょう。いつもより歩幅を大きく、腕をしっかりと振って歩くことで血行が改善され、滞っていたリンパの流れも改善されます。
また、姿勢を正すことで、新たな首こりの発生を防ぐとともに、体幹を鍛えることもできます。ほどよく筋肉を刺激してあげることで、体全体の不調を改善することができます。
首こり解消法⑦:首こりケア専用枕
人間は1日の1/3~1/4を、ベッドの上で過ごしています。
眠るときこそ、首まわりの筋肉も一緒に休ませてあげたいのに、朝起きた瞬間から首の痛みや違和感、強いハリに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
そんな慢性的な首こりや痛みを解消したい方には、自分に合った枕選びから始めることをおすすめします!
首こり解消法⑧:入浴剤を使う
最近では、首こりや肩こりに効果的な入浴剤が販売されています。
冷えやむくみの原因は血行不良やリンパの流れが悪くなって起こります。いい状態に導くためにはお湯にゆっくり浸かることが大切です。
そこで生薬成分が入った入浴剤を取り入れることにより、たっぷり汗をかき血行を促進させて首こりの解消につながるのです。
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おわりに
日々の仕事の疲れやストレス、姿勢のくせなどで徐々に蓄積されてしまう首こりですが、ちょっとした心がけで、驚くほど体が楽になっていきます。
医療機関やマッサージ店などで、治療や施術を受けることも有効ですが、やはり毎日のケアを怠ってしまうとすぐに症状をぶり返してしまいます。
始業前の5分間、眠る前のリラックスタイムなど、自分の生活リズムの中にマッサージやストレッチを取り入れて、体と心をじんわり癒してあげましょう。
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