癒しを与えてくれる苔テラリウムは、若い人から年配の人まで人気があるようです。
苔は育てやすいため、誰でも手軽に苔テラリウムを楽しむことができます。
しかしこのテラリウムも、最低限のお世話は必要になります。
ここでは苔テラリウムを育てるために必要なものから失敗しない育て方の秘訣についても紹介します。
これから苔テラリウムを育ててみたいと思っている人、苔テラリウムで癒し効果を得たいと考えている人もぜひ参考にしてくださいね。
目次
癒しのインテリア「苔テラリウム」を育てよう!
苔テラリウムはガラス容器の中に苔を入れて楽しむことから、どんな場所でも手軽に緑を置くことかでき、手軽なインテリアとしても人気があります。
ガーデニングも人気がありますが、庭がないことで楽しめない人もいるでしょう。
苔テラリウムであればそんな人でも手軽にガーデニング感覚で楽しむことができます。
小さな容器の中に苔だけでなく石や木などを置いて自然を表現しても良いですし、その中にミニチュアの人形を入れることでより世界かも広がることでしょう。
ガーデニングよりも手軽で、箱庭感覚で楽しむことができる苔テラリウムを育ててみてはいかがでしょうか。
苔テラリウムを育てるのに必要なものはあるの?
苔は光と水があれば育つため、苔テラリウムを育てる上で特別なものは必要ありません。
ただ、多くの水を必要としないため、水やりのアイテムとして霧吹きは用意しておく必要があります。観葉植物のように大量に水をあげる必要のない苔は、霧吹きで定期的に水をあげます。
霧吹きを持っていない人でも、100均に行けば売っているので手軽に購入することができます。
また、苔を育てるためには光も必要です。光が必要だからといって日当たりの良い場所に置いてはダメで、苔の種類によって必要な日照時間が違います。
苔は適度な光は必要となるため、置き場を考えるのが面倒な人もいるかもしれませんね。
そんな置き場を考えるのが面倒な人は照明器具を利用すると良いでしょう。
握りこぶし程度のガラス容器であれば5W程度の光が目安とされているため、この程度の照明器具を購入すれば、置き場所に悩むことなく適度な光を与えることができます。
苔テラリウムの育て方!初めての方でも失敗しない5つの秘訣
出典:(https://item.rakuten.co.jp/kokemusubi/h-f10po/)
肥料は必要ない
苔を育てていると、なんとなく元気がないと感じることもあるでしょう。
そんな時には、苔は植物でもあることから肥料を与えてみたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、苔は水と適度な光さえあれば育つことができます。
元気がないからと肥料を与えてしまったことで枯れてしまうこともあるようです。
肥料で元気になってほしいと、与えたい気持ちも分かりますが、苔には肥料は必要ないと覚えておきましょう。
乾燥には要注意
出典:Instagram
苔は観葉植物のように多くの水を必要としませんが、湿気を好むこともあり、乾燥をしないように管理をする必要があります。
この乾燥から手軽に防げる方法が蓋をすることです。
ガラス容器を選ぶときには、コルクなどの蓋が付いているガラス容器を選ぶと良いでしょう。
蓋をしておけば乾燥から苔を守ることができ、ガラス容器の中も適度な湿度を保つことができます。
蓋がないガラス容器を選ぶ時には置き場にも注意をしましょう。
エアコンをつけている部屋では乾燥しやすいですし、エアコンの風が当たるような場所に置いていればすぐに枯れてしまう可能性もあります。
苔テラリウムを育てるためにはこの乾燥には注意することが上手く育てる秘訣です。
霧吹きで水やり
苔の水やりは霧吹きを使います。
霧吹きなら適度な水やりをするために最適なアイテムなのですが、苔はそれほど多くの水を必要としていないため、霧吹きでも必要以上に湿らせてしまうことがあります。
このことで、苔が枯れてしまうこともあります。霧吹きで水やりをするときは、軽く苔全体に水がかかっている程度で十分です。
また、水やりは毎日する必要はありません。
水やりの頻度としては2~3週間に一度が目安となります。
この頻度はあくまでも目安で、できれば苔の状態を見て水やりすると良いでしょう。
苔の表面がなんとなく乾いてきたかなと思えば、その時が水やりの良いタイミングとなります。
もし水をやりすぎてしまい、ガラス容器の底に水が溜まるようなら、余分な水を取り除くようにしましょう。
苔の種類によって日照時間が違う
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苔には意外に多くの種類がありますが、それぞれの苔によって必要な日照時間が違います。
ハイゴケやスギゴケでは半日以上、カモジゴケならほとんど日が当たらない場所を好む苔です。
スナゴケであれば、1日中日が当たる場所でも育つことができます。
このように、苔によって適している日照時間が違うので、種類をよく確認して適切な光を与えるようにしましょう。
カビやキノコが生えてきたら
苔が育ちやすい環境は、カビやキノコにも育ちやすい環境となります。
そのため瓶にカビが付着したり、苔からキノコが生えてくることもあるでしょう。
その場合にはガラス容器に入っている苔を取り出し、ガラス容器をしっかりと綺麗にすることも大切です。
またキノコが生えてきたらピンセットなどを使って取り除きましょう。キノコが原因で苔が枯れてしまうこともあるようです。
おわりに
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苔テラリウムを育てるうえで必要な物や失敗しない育て方について分かっていただけたのではないでしょうか。
苔テラリウムは、他の植物と比べてとても簡単に育てることができますが、それでも最低限の管理は必要です。
適切な管理さえしていれば、毎日癒し効果を与えてくれるでしょう。
適切な育て方をして長く苔テラリウムを楽しみましょう!
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