自分で植えた種や苗が、日光を浴びながらすくすくと育っていく様子は、眺めていて楽しいものです。また、自分で育て収穫した野菜は、スーパーなどで買った野菜とは違い、特別なおいしさと喜びを感じることができます。
自宅に庭がなくてもベランダにプランターを置けば、手軽に家庭菜園を始めることができます。そこで今回は、家庭菜園が初めての方にも作りやすい人気野菜をまとめてみました。
① ミニトマト(プチトマト)
家庭菜園で1度は育ててみたい人気の野菜がミニトマトです。通常のトマトと比較して糖度が高く、一度にたくさん収穫できます。
ミニトマトは中南米の山岳地帯がふるさとで、日光がよく当たる乾いた気候を好みます。なので、水やりは少しだけにして、風通しの良い日照時間が長い場所で育てるのがコツです。
収穫時期 5月中旬~9月上旬
② きゅうり
きゅうりは、日本で古くから栽培されており、初心者の方でも育てやすいので家庭菜園では人気の野菜です。きゅうりの90%以上が水分でできていますが、カリウム、ビタミンC、カロチンなどの栄養が含まれています。
生育が低下しないように適切なかん水と追肥を行うことがきゅうり栽培のポイントです。過湿に弱いので、梅雨時は排水対策を徹底しましょう。
収穫時期 6月上旬~9月下旬
③ なす
なすには、ビタミンB群・Cなどのビタミン、カルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラル成分などが含まれており、特に食物繊維が豊富です。
なすはインド原産で、暑さにも強いことから、日当たりのよいベランダでの栽培に最適です。また、なすは収穫期間が長く、一度ピークが過ぎても7月頃に切り戻せば、秋なすの収穫を楽しむことができます。
収穫時期 6月中旬~10月上旬
おわりに
初めて栽培する方は、種から育てても良いのですが、ホームセンターなどでポット売りされた苗を移植して栽培すると、比較的簡単に育てることができます。
とは言っても、実際に栽培してみると天候や環境などによって、うまく育つ場合もあれば、育たない場合もあります。
そのような自然の条件下でも、色々と試行錯誤しながら栽培するのも家庭菜園の楽しみでもあり、醍醐味でもありますね。
是非一度、家庭菜園に挑戦してみてはいかがでしょうか?
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