暑い夏では体が火照って何もする気が起きない、エアコンに頼りすぎるのは体に良くなさそうと感じている人もいるでしょう。
そんな季節ではエアコンを使わず上手く涼しさを感じる方法はないが、体を冷やす方法はないかと思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは体を冷やす10の方法をご紹介します。
体を冷やす方法だけでなく体を冷やす際の注意点についても紹介していますのでぜひ最後まで読んでくださいね。
体が熱くて冷やしたい…。夏を乗り切るために体温を下げる方法を知っておこう!
30℃を超えるような日々が続いているとエアコンは欠かせないですよね。
無理してエアコンを使わないでいると熱中症になってしまう危険性があります。
夏には欠かせないエアコンですが、エアコンで部屋を冷やしすぎるとクーラー病になってしまうこともあります。
このクーラー病は自律神経の乱れによって起こるとされています。
自律神経は体温の調節をする働きもあるのですが、エアコンの効いた部屋と外を行き来することでこの体温調整機能が上手く働くことができなくなってしまってクーラー病を引き起こすそうです。
クーラーの設定温度は屋外の温度と比べて5℃以内に設定するのが良いとされています。
しかし、最近では35℃を超える日もあり、設定温度を30℃にしてもそれほど涼しさを感じないかもしれませんね。
そこで上手く体を冷やす方法を知っておけば、エアコンを適当な温度設定にしても涼しさを感じることができます。
また、屋外の作業でも熱中症対策をしながら作業をすることもできますよ。
体を冷やす方法を知ってこの暑い夏を乗り切りましょう!
知っておきたい体を冷やす10の方法
保冷剤で体を冷やす
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体を冷やす上で効率的なのが血液を冷やすことです。
体の中を循環している血液を冷やすことができれば体も上手く冷やすことができるでしょう。
手首や首、肘の内側や膝の裏側など皮膚が薄い場所を冷やすことで上手く血液を冷やすことができます。
運動後にアイシングをするば疲労回復効果も期待できるとされています。
体温が上がりすぎると運動のパフォーマンスが低下すると言われていて、暑い夏などは運動前に体を冷やすことでパフォーマンスも向上する見解もあります。
血液を冷やしやすい場所に保冷剤を使えば短時間でも体を冷やすことができるでしょう。
肌に打ち水をする
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夏には玄関先などに打ち水をすることで涼しさを感じることができます。
これは気化熱によって熱が奪われることで涼しさを感じるのですが、この気化熱を上手く利用して体を冷やすこともできます。
霧吹きや濡れタオルなどで顔や腕を濡らして扇風機などで風にあてることで体を冷やすことができるでしょう。
すぐにでも涼しさを感じたい時にはこの方法で体を冷やしてみてはいかがでしょうか。
体温を下げる食べ物を食べる
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食べ物には体を温める効果があるものもあれば、体を冷やす働きのある食べ物もあります。
夏にはアイスクリームやかき氷などをよく食べますが、冷たいものを食べなくても夏野菜である
- トマト
- きゅうり
- なす
- ゴーヤ
- スイカ
- メロン
などの夏の果物を食べることで体を冷やすことができます。
体が火照っていると感じる時には夏野菜や夏の果物を積極的に食べてみてはいかがでしょうか。
野菜などであればピクルスにするのも良いでしょう。
お酢を使うことで疲労回復にもなりますし、食欲がない時でもピクルスなら手軽に食べることができますね。
放熱しやすい素材の服を着る
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体を冷やしたい時には着ている服の素材にもこだわってみましょう。
体温調節をするために汗をかきますが、この汗を蒸発しにくい素材では熱がこもってしまいます。
吸水性が良く通気性が良い素材の服を着ることで上手く体を冷やすことができるでしょう。
おすすめの素材としては肌触りの良いリネン、吸水性の良いレーヨンや綿です。
元々体に備わっている体温調節機能を阻害させないような服を着て体の体温を下げましょう。
炎天下ではアイススラリーなどの飲料を飲む
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炎天下の中で作業をしたり運動をしたりすることもあるでしょう。
そんな環境の中で無理をしていると熱中症になってしまいます。
この炎天下で体を冷やす方法としておすすめなのがアイススラリーなどの飲料を飲むことです。
アイススラリーは「飲める氷」とも言われていて体の中からしっかりと冷やすことができるので、炎天下の作業やスポーツの際にはおすすめの飲み物です。
炎天下での作業や運動は命にも関わるので熱中症対策はしっかりした上で行いましょう。
冷感ウェットティッシュを活用する
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自宅なら色々体を冷やす方法を試すことができますが外出先ではなかなか難しいですよね。
そんな外出先では冷感ウェットティッシュを使ってみましょう。
冷感ウェットティッシュは携帯にも便利でどこでも涼しさを感じることができます。
汗をかいてる時にはベタベタとして不快な思いをすることもあるでしょう。
そんな時でも冷感ウェットティッシュで拭くことで不快感を解消することができて、揮発性の高い成分でひんやり感を感じることができますよ。
夏の外出の際には冷感ウェットティッシュを携帯しておくととても便利です。
冷却素材の寝具を使う
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夏は寝苦しさを感じる時も多いですよね。
その寝苦しさから睡眠が十分にとることができずに体調崩してしまう人もいるでしょう。
暑い夏は体を上手く冷やして快適に眠る環境を作ることも必要です。
そんな快適な睡眠を得るためにおすすめなのが冷却素材で作られた寝具です。
熱発散性が高い素材で作られていて吸湿速乾性能が優れているので汗をかきやすい夏でもサラサラの状態で眠りを邪魔することがありません。
商品の中には特殊冷却ジェルなどを使用したものもあります。
このような寝具を使うことで上手く体温調整ができて体を冷やすことにもつながるでしょう。
寝苦しさを感じる夏でも快適に睡眠を得るためにこのような寝具を活用してみましょう。
瞬時に冷やしたいなら冷却スプレー
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暑い夏では思いっきり体を冷やしたいと思うこともありますよね。
特に屋外ではなおさらでしょう。
そんな時におすすめなのが冷却スプレーです。
冷却スプレーを使えば瞬時に体を冷やすことも可能です。
服の上から冷却スプレーを吹きかけてもいいですし、濡れタオルに冷却スプレーを吹きかけることで長く冷たさを感じることができます。
市販されている冷却スプレーほどの効果はありませんが、冷却スプレーは自分でも作ることができ、
- 精製水50ml
- 無水エタノール50ml
- ハッカ油10~15滴程度
を混ぜるだけです。
携帯用のスプレーボトルなどに入れておくと外出先でも手軽に涼しさを感じることができるでしょう。
背中を冷やすグッズもある
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屋外の作業ではできれば長く体を冷やしたい時もあるでしょう。
そんな時におすすめなのが冷却剤などを入れることができるベストです。
ベストの中に冷却剤を入れることで長く体を冷やすことができます。
屋外の作業では暑さを感じても休憩時しか冷却剤などを使って体を冷やすことができませんよね。
着るものに冷却剤を入れることができれば作業中でも体を冷やすことができて、屋外の作業もはかどるでしょう。
どうしても炎天下の中で作業をする必要がある時に無理をして作業をすると熱中症になってしまうこともありますが、このようなグッズを使うことで体を冷やしながら作業ができるので熱中症対策にはおすすめです。
外出の際の日焼け対策もできる冷感アームカバー
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夏はTシャツを着る機会が多く、外出の際には腕の日焼けが気になる人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが冷感アームカバーです。
アームカバーをすることで日焼け対策にもなりますし、冷却タイプなら身につけた瞬間からひんやりとした感覚を得ることができます。
これならちょっとしたお出掛けでも日焼けクリームを塗る必要もなく外出ができますね。
ちょっとした外での作業をする際にも便利で、日焼けが気になる女性には欠かせないアイテムとなるでしょう。
体を冷やす際の3つの注意点
冷やす場所に注意する
冷却剤や冷却グッズ、濡れタオルなどで冷やす時には太い血管が通っている場所を冷やすと良いとされています。
首にも太い血管が流れているので首の後ろに冷却剤などで冷やす人も多いのですが、ここを冷やしてしまうと脳への血流が悪化してしまいます。
脳への血流が悪化することで頭痛やめまいなどを引き起こすこともあり注意が必要です。
特に保冷剤や冷却グッズなどは首ではなく、ワキの下や足の付け根などを冷やすようにすると良いでしょう。
適度な温度と時間で冷やす
体を冷やす時には冷やす温度と時間も気をつけるようにしましょう。
体を冷やすときは冷たい水に手をひたすだけでも十分に体を冷やすことができます。
この時には氷水を使う人もいるかもしれませんが、冷たすぎる冷水では血流の悪化を招くことにもなります。
体を冷やすための冷水は5分~10℃程度にして、5~10分程度の時間内で冷やすようにしましょう。
体を冷やし過ぎない
体を冷やしすぎると内臓も冷やしてしまうことにもなります。
胃腸を冷やすことで下痢や便秘の原因ともなりますし、体が冷えすぎると免疫力が低下するので風邪をひきやすくなることもあるでしょう。
暑い夏は体を冷やすことも大事ですが冷やしすぎないことも重要です。
おわりに
ここでは体を冷やす方法について紹介してきました。
今の日本では毎年のように最高気温が更新されるほどとても暑いです。
そんな日本では熱中症で倒れる人も増えてきています。
暑い夏を乗り切るためには適度に体を冷やしてあげることも重要ですが、体の冷やしすぎは逆に体に悪影響を与える可能性もあります。
熱中症になるほどの外気温ではない時は体を冷やすことよりも涼しさを感じる程度のグッズを活用して、体を冷やし過ぎないように工夫しながら日本の暑い夏を乗り切りましょう。
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