アロマディフューザーの中には、ミストを噴射して香りを広げるタイプも多く登場していて、アロマディフューザーは加湿器の代わりにならないかと考えている人もいるのではないでしょうか。
加湿ができれば肌にも潤いを与えることにもなりますし、アロマの香りによって心も体もリラックスすることができますよね。
ここでは、
- アロマディフューザーが加湿器の代わりになるのか
- アロマディフューザーと加湿器との違い
- 加湿器機能が期待できるおすすめのアロマディフューザー
などについて紹介します。
目次
アロマディフューザーは加湿器の代わりになるの?
結論から言うと、一般的なアロマディフューザーでは加湿器の代わりにはならないとされています。
アロマディフューザーには、
- アロマドロップ式
- アロマランプ式
- アロマポット式
- 超音波式
- 気化式
などがあります。
アロマドロップ式はガラス容器の熱でエッセンシャルオイルを拡散させ、アロマランプ式は電球の熱によってエッセンシャルオイルを拡散させる方法です。
アロマポットではキャンドルの熱を使って拡散させ、超音波式は振動によってミスト状態にして拡散させる方法です。
このアロマディフューザーの中で一般的な加湿器に似たようなものが超音波式です。
超音波式では水にエッセンシャルオイルを混ぜて使うタイプもあります。
超音波式は、加湿器のようにミストが発生することから、加湿器の代わりとして使用できないかと思ってしまいますよね。
そもそもアロマディフューザーと加湿器の違いは?
超音波式のようにミスト状になって部屋に拡散させるのであれば、加湿器の代わりになるような気がしますが、そもそもアロマディフューザーと加湿器とではどのような違いがあるのでしょうか?
この違いとして目的が挙げられるでしょう。
- アロマディフューザーはエッセンシャルオイルの拡散を目的としている
- 加湿器は水を拡散させて部屋の湿度を高めることを目的としている
アロマディフューザーと加湿器とでは、この目的に違いがあり、利用する際には、アロマの効果を得たいのか、加湿を重要視するのかをハッキリさせる必要があります。
アロマディフューザーは、部屋の湿度を高めるためではなく、香りを拡散させるために作られています。
加湿を目的として作られていないため、水を使うタイプのアロマディフューザーではタンクの容量も小さいです。
加湿器は、しっかりと部屋の湿度を高めるために作られているので、タンク容量も大きいですし、ミスト量にも大きな違いがあります。
この目的の違いから、一般的なアロマディフューザーでは加湿器の代わりにはならないでしょう。
アロマディフューザーが加湿器の代わりにならない理由は?
使う目的が違う
上記でも紹介したように、アロマディフューザーと加湿器とでは目的に違いがあります。
この違いから、加湿目的でアロマディフューザーを使用してもそれほどの効果は期待できないでしょう。
多くのアロマディフューザーでは、使うのはエッセンシャルオイルです。
このエッセンシャルオイルを加熱することで香りを拡散させます。
エッセンシャルオイルを拡散させただけでは、部屋の湿度はほとんど変わりません。
タンク容量が小さい
部屋の湿度を高めて、その状態を維持するためには、かなりの水が必要になります。
部屋の加湿をするためには、加湿器を使う広さに合った湿度を高められるほどの水をタンクに入れられる加湿器が必要になります。
アロマディフューザーの中には水を使うタイプもありますが、その水を入れるタンクも少量でしかありません。
小さな部屋であれば、少量のタンクを完備しているアロマディフューザーでも短時間であれば湿度を高めることはできるでしょう。
しかし、広い部屋ではその効果はほとんど感じられないでしょうし、長時間高い湿度を維持したいと考えれば、アロマディフューザーではその効果を得るのは難しいでしょう。
ミスト量が違う
加湿を目的として作られている加湿器は、短時間で湿度を高めるために、多くのミストを発生させることができます。
この点もアロマディフューザーでは加湿器の代わりにならない理由の一つです。
香りは少量でも部屋中に広がり、それほど特別な装置は必要ありません。
水を使うタイプでも、少量のミスト量でも十分に部屋に香りを拡散させることができます。
アロマディフューザーとして使うのであればこれで十分なのですが、加湿器としても使いたい場合には、湿度を高めるために必要なミストを発生させる必要があります。
アロマディフューザーはそもそも加湿目的ではないので、加湿器のように部屋の湿度を高めるほどのミスト量もなく、加湿器同様の効果を得ることはできないでしょう。
加湿器機能が付いているアロマディフューザーはどうなの?
加湿器としてアロマディフューザーの利用を考えていた人は、少しがっかりしたかもしれませんが、アロマディフューザーの中には加湿機能が付いているタイプもあります。
このようなタイプであれば、加湿効果も得られ、アロマの香りも楽しむことができるでしょう。
ただ、ここで注意をしたいのが、加湿機能が付いているアロマディフューザーでは、アロマの効果は得られにくいことです。
加湿をするためには大量の水が必要になりますが、その水に少量のエッセンシャルオイルを混ぜると、それだけアロマの効果も弱まってしまいます。
加湿をするためには良いですが、アロマの香りの効果を十分に得たい人にとっては、加湿機能が付いているアロマディフューザーでは物足りなさを感じるかもしれません。
加湿器機能が期待できるおすすめのアロマディフューザーは?
Tenswall アロマディフューザー お洒落な花瓶型
おしゃれな花瓶型のアロマディフューザーです。
超音波式で、加湿器としても使用することができます。
シンプルなデザインで、寝室だけでなく、リビングや玄関先、和室などでも違和感なく置くことができます。
7色のLEDライトが搭載されているので、夜のリラックスタイムにも最適なアロマディフューザーです。
加湿器 アロマディフューザー HOMEMAXS
明るい色の木目調で、可愛い形をしているアロマディフューザーです。
タンクの容量は300mlで、連続8時間使用することができます。
1時間、3時間、6時間のタイマー設定ができるので、寝る前に使用すれば、アロマの香りを感じながらリラックスして寝ることもできますね。
空焚き防止機能付きなので、タイマー設定を忘れていても安心な設計となっています。
Deik アロマディフューザー アロマ加湿器
コンパクトサイズのアロマディフューザーです。
タンクの容量は100mlと小さいですが、コンパクトサイズなので、デスクの上に置いても邪魔にはならないでしょう。
タンクが小さくても最長6時間連続噴霧ができます。
部屋全体の湿度を高めるには難しいかもしれませんが、仕事や勉強中にデスクの上に置いておくことで、肌や目の乾燥を防ぎ、アロマの香りによってリラックスできて、集中できる時間を過ごせるでしょう。
大容量 おしゃれアロマ加湿器
加湿重要視の人には、アロマにも対応した加湿器もおすすめです。
この加湿器はフランス語で砂時計という意味の「サブリエ」という名前が付けられ、砂時計のようなスリムなボディが特徴です。
高さ80㎝もあり、インテリアとしても最適ですし、高い場所から噴射することで拡散力も高いです。
この商品にはアロマパットがあり、そこにアロマオイルを含ませることでアロマの香りも楽しむことができます。
おわりに
アロマディフューザーは加湿器の代わりになるのかについて紹介してきました。
一般的なアロマディフューザーでは加湿器の代わりにはなりませんが、加湿機能が付いているアロマディフューザーであれば、アロマの香りを楽しみながら加湿もすることが可能です。
最近では、アロマディフューザーといっても様々なタイプが登場しています。
自分に合ったアロマディフューザーを選んで、様々な楽しみ方をしてみましょう!
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