手軽に好みの香りが楽しめるアロマグッズは女性に人気があるアイテムです。
そんなアイテムの中でアロマの香りを手軽に楽しむ方法の一つがアロマスプレーです。
ここではアロマスプレーの作り方についてご紹介します。
必要な材料、分かりやすく作り方が紹介された動画、おすすめのブレンド、注意点や販売方法なども紹介していますのでぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
意外と簡単!アロマスプレーを作ってみよう!
アロマグッズといっても種類も多いですよね。
部屋中に香りを拡散することができるアロマディフューザーは人気がありますし、その他にもアロマキャンドル、アロマストーン、アロマソルトなどもあります。
色々あるアロマグッズの中でもぜひ日頃から使ってほしいのがアロマスプレーです。
アロマスプレーは手軽に香りを楽しめ、すぐに部屋を良い香りにしたい時、気分転換をしたい時にも活躍してくれます。
市販されているアロマスプレーもありますが、意外と簡単に自分で作ることもできます。
自分で作ることで経済的にもお得ですし、オリジナルのブレンドで香りを楽しむこともできます。
手軽にアロマの香りを楽しみたいと考えている人はアロマスプレー作りに挑戦してみましょう!
アロマスプレーを作るときに必要な材料は?
エッセンシャルオイル(精油)
アロマスプレーを作るのに欠かせないのがエッセンシャルオイルです。
100均などでアロマオイルが販売されて、このオイルを使って作ることもできます。
ただおすすめは天然100%のエッセンシャルオイルを使うことです。
アロマオイルは合成の香りなどがつけられていることもあり、エッセンシャルオイルならアロマ本来の香りを楽しむことができます。
無水エタノール
無水エタノールは消毒用に使うと思う人もいるかもしれませんが、アロマオイルは水に溶けにくいため、水に混ざりやすいように無水エタノールを使います。
アルコール度数が高い無水エタノールはアロマオイルを溶かすには最適です。
精製水
アロマスプレー作りでは精製水を使用します。
水道水でもいいのではと思う人もいるかもしれませんが、水道水には塩素などの他の成分も入っているのでアロマオイルの香りを生かす水としては不向きです。
軟水のミネラルウォーターなら代用可能です。
スプレー容器
スプレー容器といっても様々なタイプがあります。
アロマスプレー用の容器としてはプラスチックではなく瓶タイプをおすすめします。
プラステックの容器では精油の成分によって溶けてしまう心配があります。
また、用途によって容器の大きさにも注意しましょう。
携帯用なら小さなサイズがおすすめですし、ルームスプレーとして使用するなら大き目の容器の方が良いでしょう。
アロマスプレーの作り方
50mlのスプレー容器での分量としては、
- 無水エタノール5ml
- 精製水45ml
- 精油10~15滴
です。
- スプレー容器に無水エタノールを入れる
- 無水エタノールを入れたスプレー容器に精油を加えて軽く振りながら混ぜる
- スプレー容器に精製水を入れる
- しっかりと容器の蓋をしめてよく振り、しっかりと混ざれば完成
無水エタノールや精製水を入れるときには計量カップなどを利用して計って入れましょう。
精製水を入れると白濁したり熱を発したりすることもあります。
熱を発すると大丈夫なのかと心配になってしまいますが、少し温かくなる程度なので心配ありません。
また、エタノールに希釈しない精油は浮いてしまうので、使うときには一度良く振ってから使用する方が良いかもしれません。
ここではスプレー容器に直接入れる作り方を紹介しましたが、頻繁に作るならガラスビーカーやガラスガラス棒も用意しておくと便利です。
ガラスビーカーなら無水エタノールや精製水も入れやすいですし、ビーカーでガラス棒を使って混ぜることでしっかりと混ぜ合わせることができます。
ラベルシールを貼っておくと便利!
逆に作ったアロマスプレーの使用頻度が少ない人はラベルシールなどを貼っておくと便利です。
使用するときにいつ作ったものか分からないのでは衛生面なども気になりますよね。
ラベルシールに作成日を記入して貼っておけばいつ作ったものかをもすぐに分かります。
安全に利用するためにも面倒かもしれませんがラベルシールを貼って作成日は記入した方が良いでしょう。
色々な香りのアロマスプレーを作る時でもラベルシールで香りの名前を記入しておくと分かりやすいです。
動画で学ぶアロマスプレーの作り方
簡単アロマスプレーの作り方
この動画では、
- 無水エタノール(10ml)
- 精製水(40ml)
- エッセンシャルオイル(10滴)
- 計量カップ
- スプレー容器(50ml)
を使用します。
この動画を見るとアロマスプレーがとても簡単に作れることが分かります。
使用するエッセンシャルオイルはペパーミントの香りを使用しています。
- ペパーミントには
- リフレッシュ効果
- 頭痛や筋肉痛の緩和
- 虫よけ効果
などが期待できる香りです。
この動画では作り方だけでなく、どのように使用するのか、どのくらいの期間で使い切るかなどの注意点も紹介していて、初めてアロマスプレーを作る方におすすめの動画です。
アロマスプレーの作り方
この動画のアロマスプレーは、
- スプレー容器
- 無水エタノール
- 精油
- 精製水
- ビーカー
- ガラス棒
を使った作り方を紹介しています。
アロマスプレーを作る前には容器やビーカーなどの消毒をすること、無水エタノールをなぜ使うのか、精油が溶けやすい比率なども詳しく紹介しています。
動画を見れば用途によって無水エタノールをどの程度の分量にしたらいいのかもわかります。
この動画では自分の息子さんと一緒に撮影されています。
お母さんが作り方を紹介しながら息子さんがアロマスプレーを作っていて、見ているだけでもアロマスプレー作りが楽しく感じます。
子供がいる人は、アロマスプレー作りを動画のように子供と一緒に楽しむのもいいですね。
アロマスプレーのおすすめブレンドは?
アロマスプレーは生活の様々な場面で活躍してくれます。
用途別にブレンドをまとめてみましたので参考にしてください。
ここでの精油の量は20滴使う場合の比率で紹介しています。
容器の容量に合わせて分量は調節してください。
虫よけよけスプレー
- ユーカリ・レモン(レモンユーカリ)10滴
- ユーカリ・ラディアタ10滴
水回りのカビ予防
- ティーツリー10滴
- ペパーミント10滴
生ごみのニオイ消し
- ティーツリー10滴
- レモン5滴
- ペパーミント5滴
部屋のニオイをリフレッシュしたい時
- レモン5滴
- オレンジスイート5滴
- グレープフルーツ8滴
- ジュニパー2滴
インフルエンザ対策
- ティーツリー10滴
- レモン5滴
- ラヴィンツァラ5滴
花粉症対策
- ティーツリー4滴
- ユーカリ8滴
- ペパーミント8滴
集中力アップ
- グレープフルーツ8滴
- ユーカリ8滴
- ジンジャー4滴
化粧直し
- パルマローザ10滴
- ローズウッド5滴
- マンダリン5滴
デオドラント
- ペパーミント10滴
- サイプレス10滴
掃除用
- オレンジ8滴
- エレミ8滴
- レモン4滴
作った後のアロマスプレーの使い方
掃除の時に使う
出典:Instagram
アロマスプレーは無水エタノールを使っているので除菌効果も期待できます。
また、アロマの中にも除菌・消臭効果があるものもあり、上手くブレンドすることで掃除にもアロマスプレーを活用することができます。
アロマスプレーを吹き付けて床掃除をすれば部屋全体に香りも広がりますね。
花粉症対策
出典:Instagram
花粉の季節になると花粉症の症状で悩まされている人もいるでしょう。
そんな花粉症にもアロマスプレーは有効です。
精油の中には花粉症の症状を和らげてくれたり、副交感神経に作用することで気持ちを落ち着かせてくれたりする作用があるものもあります。
顔の周りにスプレーするだけで症状を和らげてくれ、部屋の中でのお手軽な花粉症対策です。
香水のように使う
出典:Instagram
小さな容器に入れておけば携帯にも便利です。
人に会うときには自分のニオイが気になることもありますよね。
ニオイが気になる食事をした時には、そのニオイが服についている時もあるでしょう。
そんな時でも、消臭効果がある精油や自分の好きな香りのする精油を使ったアロマスプレーを携帯しておけば手軽に良い香りを漂わせることができますね。
リフレッシュしたい時
出典:Instagram
仕事をしている時、自宅で勉強をするときなど、頑張りたいけど何となくやる気が出ないこともあるでしょう。
そんな時でもリフレッシュ効果の高い精油を使ったアロマスプレーをひと吹きするだけで気持ちを切り替えることができます。
お客さんが来る前に
出典:Instagram
知り合いの家に行った時に気になるのが、その家独特のニオイがありますよね。
各家庭で生活環境も違い独特なニオイがあるものですが、来客の時には自分の家のニオイがどうなのかと気になってしまいます。
そんな時でも玄関でアロマスプレーを使うことで良い香りを漂わせることができます。
アロマスプレーを使う時の注意点は?
アロマの効果を実感するためには天然100%の精油を使うことが大切です。
ただ、その効果を高めたいと精油の含有量を高めると悪影響が出ることもあるので注意しましょう。
虫よけは赤ちゃんにも使いたいと考えている人もいるでしょう。
しかし、精油は香りが強いため薄めていても赤ちゃんへの使用は避けることが大切です。
赤ちゃんの時はお母さんのニオイを覚える時期でもあります。
そんな時期に香りの強いアロマスプレーを頻繁に使うのは良くありません。
また赤ちゃんでなくても子供の肌には薄めている精油でも強すぎることがあります。
体に直接スプレーするのではなく衣服につけるなどの工夫は必要でしょう。
大人でも、妊娠中の方にはゼラニウムやレモングラス、ペパーミントは避ける方が良いとされています。
アトピーなどの敏感肌の人はレモングラスやティーツリーは良くないとされ、使う精油の特徴もよく確認してアロマスプレーを作る必要もあります。
上手にアロマスプレーを作れたらハンドメイドサイトで販売してみるのもあり!
「minne」、「Creema」、「ココナラハンドメイド」などのハンドメイドサイトでは、アロマスプレーが販売されています。
ネットを利用して販売しようと思えばホームページを自分で作る必要があるのかと思ってしまいますが、ハンドメイドサイトを利用すれば作品をカメラで撮影するだけで簡単に出品することができます。
アロマスプレーを上手く作って自分だけで活用するのもいいですが、ハンドメイドサイトで販売すれば多くの人に喜んでもらえて、お小遣い稼ぎもできます。
パソコンでオリジナルのラベルなども作ってスプレー容器を自分なりに飾るのも楽しい作業となるでしょう。
上手くアロマスプレーが作れた時にはハンドメイドサイトで販売も考えてみてはいかがでしょうか。
おわりに
ここではアロマスプレーの作り方について紹介してきました。
意外に簡単にアロマスプレーが作れることが分かっていただけたと思います。
精油には多くの種類があり、それぞれの精油に違った効果があります。
精油を上手く使ってアロマスプレーを作ることで生活を快適なものに変えることもできるでしょう。
上手く作ることができるようになればハンドメイドサイトでお小遣い稼ぎもできます。
アロマに興味がある人はアロマスプレー作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コメント