仕事中や昼食後、ふと眠くなる時はありませんか?
眠気が襲ってくると集中力が低下し、仕事や作業に支障をきたしてしまいますね。
そこで今回は、どうしても眠いときに効果的な眠気解消の方法を4つご紹介します。
あっという間に眠気解消!簡単にできるエクササイズ
この呼吸エクササイズを、朝起きた時や午後の眠気覚ましにぴったりです。
少し体を動かすため自宅以外の場合は、人がいない静かな場所でやると良いかもれません。
1. 腕は力を入れずに体の横に垂らし、背筋を伸ばして真っ直ぐ立ち、目を閉じます。
2. 鼻から息を深く吸いながら、腕を頭の上にあげます。
3. 胸を大きく膨らませるように、できるだけ深く息を吸い込みます。
4. そして、吸った息を全部吐きながら、ひじを下におろします。
このエクササイズを動画のように1~2分ほど繰り返すと、あっという間に眠気が解消されます。
手や顔を水で洗う
どうしても眠気がおさまらない場合は、冷水で手や顔を洗ってみましょう。
顔を水で洗うと、脳と心臓に血液が集まるという「潜水反射」効果によって、脳や心臓の働きが活発になるといわれています。
また、冷やした手で首周りに触れると、頭がすっきりとして眠気を覚ますことが期待できます。
もし水で洗えない場合は、冷えた缶やペットボトルを当てるだけでも良いでしょう。
ツボを押す
この「合谷」と呼ばれるポイントを押すことで、全身の血行が良くなり、眠気を覚ます効果があります。
また眠気以外にも、頭痛や肩こり、精神の不安解消など様々な効果があるといわれています。
出典:(http://clicccar.com/2013/05/05/219200/)
位置:親指と人差し指の骨が重なる部分より、やや人差し指寄りの位置にあるとされています。
押し方:反対の手の、親指の腹部分を合谷に当てて、人差し指側の骨の下に、親指を押し込むようにして圧をかけます。
コーヒーなどカフェインの入った飲み物を飲む
コーヒーや紅茶などのカフェインの摂取は、眠気覚ましに効果があります。
また、カフェインの摂取は、効果が出るまでに時間がかかるため、飲むタイミングが大切です。
そこで、カフェインが眠気覚ましに効くまでのメカニズムについて知っておきましょう。
【カフェインが眠気を覚ますまでのメカニズム】
1. カフェインを摂る
2. 小腸から血液中に吸収される
3. 血液に乗って、カフェインが脳に到達する
4. カフェインが、眠気を引き起こす「アデノシン」という物質の作用を鈍らせる
5. 眠気を覚ます
個人差もありますが、眠気が覚めるまでに30分程度は必要となります。
眠気を感じる時間帯にさしかかる前に、早めに摂取するのが大切ですね。
体調や体質によって変わりますが、摂取され血液に流れ込んだカフェインは約30分で脳に到達し、その作用は8〜14時間持続するといわれています。
また、飲み物の温度によっても違いがあり、例えばホットコーヒーの場合は、30分~1時間後に眠気が覚めてきますが、アイスコーヒーだと、胃や小腸の粘膜などの血管が収縮し働きが低下するため、1~2時間後にやっと眠気が覚めてきます。
早めに眠気を解消したい場合は、冷たい飲み物よりは、温かい飲み物にすると良いでしょう。
注意点
カフェインは、眠りを誘う働きを持つ「メラトニン」を減少させるともいわれています。「メラトニン」が減少することによって、体内時計の乱れが生じ、生活習慣病などの悪影響を及ぼす可能性があります。
ですので、就寝前は十分な睡眠をとるためにも、カフェインの摂取を控えるほうが良いでしょう。
おわりに
以上、眠気を覚ますための方法をご紹介しましたが、大切なのは日中眠くならないように予防を心がけることです。
早寝早起きはもちろん、規則正しい生活をすることで日中に眠くなることが少なくなります。
また、質の良い睡眠をとるためにも寝る1~2時間ほど前までにお風呂に浸かり、そのままリラックスして眠るよう心がけましょう。
できるだけ寝る前にパソコンやスマホをいじらないようにすることも大切ですね。
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