幸せに包まれる!ハーブの香りに隠された癒し効果とは

アロマ・香り・ハーブ
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毎日の生活に、ハーブを取り入れていますか?

ハーブは人々の健康や生活のために、古来から使われてきた、大変歴史のあるもののひとつです。

世界中で長く使われてきているということだけあって、ハーブのもつ効果は素晴らしく、期待できるものばかりです。

今回はハーブの香りに注目し、それらのもつ癒し効果や身体にもたらす嬉しい変化について、ご紹介します。

 

 




そもそもハーブって?

 

ハーブとは、わたしたちの生活に役立つ植物の総称のことです。

主に薬や香料に使われることが多いため、日本では薬草や香草などと呼ばれています。

ハーブは、5000年ほど前から使われ続けているといわれており、その当時から、煎じて飲んだり、外用薬として肌に直接塗ったり、燻煙として家屋の殺菌に使われたりしていました。

当初、ハーブは病で倒れた者への呪術を行うために、補助的な役割として使われていました。

だんだんと文明が発達して時代が進むとともに、自己治癒力を助けるために利用されたり、病そのものへ効果を発揮するものとして使用されるようになりました。

近代に入り、技術が進歩したことで、ハーブから薬効成分や芳香成分だけを抽出することができるようになりました。

このことで、効果的にハーブの力を得ることができるようになり、今現在でも世界中の人々の健康維持に役立てられています。

 

 

ハーブの香りの癒し効果

 

ハーブには芳香成分が含まれており、それによって個々に香りや効果が変わってきます。

ハーブの持つ香りが、どのようにして、わたしたちの身体に癒し効果を与えているのかを、3つの項目に分けてまとめてみました。

「脳に働きかけて、心と身体を癒す」

 

  • 不安やうつ症状、イライラや興奮を静めたいときに
  • 睡眠トラブルの解消に
  • 緊張を取り除いて集中力をアップさせたいときに
  • 女性特有の悩みに

 

ハーブの持つ心地よい香りには、たくさんの芳香成分が含まれています。

そしてこの成分が鼻から吸い込まれ、嗅細胞を刺激して、脳へ信号を送ります。

脳は情動や記憶、自律神経を司っているため、この香りの刺激によって、心を落ち着かせたり、ホルモンバランスを整えて心身を正常な状態へ導くといった指令を全身に出します。

このことで、感情や体調に変化が現れるのです。

自分の好きな香りや落ち着く香りは、自分の身体に足りていないもの・不足しているものを補う力があるのでしょうね。

 

「免疫力をあげて、身体を元気に」

 

  • のどの痛みや痰、鼻づまりの不快症状に
  • 風邪やインフルエンザなどのつらい症状の緩和や予防に

 

胸いっぱいに香りを吸い込んで、免疫力アップをはかりましょう!

ハーブの芳香成分には免疫力を向上させるものや、抗炎症作用を持つものも多いです。

これらの成分は、鼻腔や気管支などの粘膜からもどんどん取り込まれていきます。

異物を排出する力も高められ、痰を切り、咳をしずめたり、鼻づまりなども解消にも役立ちます。

抗菌効果の高いハーブの香りを身につけると、風邪のウイルスなどからあなたを守ってくれる、嬉しい効果もあります。

身体を健康に保つことで、心にも余裕が生まれ、仕事や学業、プライベートを充実させることができますよ!

 

「痛みや冷えをとって、過ごしやすい毎日を」

 

  • 肩こり・腰痛、関節痛や筋肉疲労がひどいときに
  • むくみや冷えをなんとかしたいときに
  • 胃腸の調子が悪いときに
  • 健やかな肌を取り戻したいときに

 

ハーブの香りを感じながら、肌からも身体を活性化させることができます!

芳香成分は、皮膚表面だけではなく、どんどんと皮膚の奥へ奥へと浸透していきます。

その結果、血管やリンパにも成分を届けてくれるのです。

皮膚表面のトラブルをケアしてくれるのはもちろん、芳香成分が凝縮された精油を使ってマッサージや湿布薬をつくれば、血行促進の効果や炎症を鎮める効果で、辛い関節痛や筋肉痛を和らげてくれます。

精油を使って腹部をマッサージすることで、消化器のトラブルにも効果が期待できます。

 

 

ハーブの香りの楽しみ方

 

「ハーブを育ててみよう」

ハーブは生命力が強く、育てやすい植物として知られています。

ハーブの個々の性格を知って、コツをつかむことで初心者でも簡単に栽培することができます。初めてハーブを育てるという方は、苗からの栽培がおすすめです!

成長したハーブは、ティーやお料理に使ったり、クラフトにしても素敵ですよね。

植物を育てるということそのものが心を豊かにしてくれます。

 

「ハーブティーで、からだのなかから癒されよう」

ドライハーブやフレッシュハーブを使って、ハーブティーを淹れてみましょう。

手軽にハーブを楽しむのに最適な方法です。

その日の体調や気分で、好きなハーブをブレンドして、自分のためだけのハーブティーを作ってみてはいかがですか。

ドライハーブでは小さじ1杯、フレッシュハーブでは小さじ3杯程が適量です。

お湯は150cc~180ccを目安にしてください。

 

「手作りアイテムで自分を満たそう」

ハーブや精油を使って、自分に合ったコスメやクラフトを作ってみましょう。

ハーブの色や香りで、生活に彩りを添えてみるのはいかがですか。

中でも、バスソルトバスオイルはとても簡単に作ることができます。

天然塩や植物油に精油を数滴加えるだけで完成です!

ドライハーブを布袋に入れて、湯船に浮かべるだけでも心地よい香りに包まれます。就寝前は鎮静効果の高い精油やハーブを使いましょう。

フレッシュハーブが手に入ったら、自然乾燥させてポプリを手作りすると、カラフルで可愛らしい色合いのインテリアにもなりますよ。

 

 

おわりに

 

ハーブにはたくさんの癒し効果があり、その効果を得るための方法もまた、さまざまです。

まずはご自身を癒すために、手軽で簡単なものから取り入れてみるのはいかがでしょうか?

ハーブのおかげで心や身体が安定し、体調が上向いてくると、いろいろと挑戦したい気持ちが生まれてくるはずです。

今日の記事を参考に、あなただけのハーブの楽しみ方を見つけてみてくださいね!

 

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