仕事の関係で長時間パソコンを使用したり、家でのんびりテレビを見たりしている方は多いと思います。また最近ではスマホも広く普及し、昔より目の疲れを感じている人が増えてきているそうです。
目の疲れは、視力低下や肩こり、頭痛などを招く原因にもなっており、定期的にリフレッシュが必要ですね。
そこで、目の疲れを癒してくれる蒸しタオルの効果と作り方をご紹介します。
蒸しタオルの科学的効果
仕事や勉強で疲れている目の周りに蒸しタオルを置くと、筋肉がほぐれたり、気持ちよく感じることがあると思います。なんとなく感じていた蒸しタオルを使うことによる目のリラックス効果なのですが、実は科学的に効果が証明されていたのです。
2007年、花王のヒューマンヘルスケア研究センターと鶴見大学の発表によると、蒸しタオルを使用して心地よい温度とされる約40℃で目を温めると、パソコンで長時間使用したことによって低下したピント調節力が改善することやドライアイが改善することを、科学的に実証しました。
このことから、蒸しタオルは疲れた目を癒すのに効果的だといえますね。
蒸しタオルの作り方
蒸しタオルの作り方はとても簡単です。
2. 電子レンジでタオルを温める
3. タオルを目の上に置く
1. タオルを折って丸め、水に濡らす
タオルを半分に折って長方形をつくり、それをくるくると端から丸めていきます。
丸めたタオルを水に濡らして、しっかりと絞ります。
2. タオルを温める
電子レンジに入れ500Wで約1分間温めます。
電子レンジと自分の好みによって変わるので、調整しながら温めると良いでしょう。
取り出すときは高温になっているのでやけどに注意し、少し冷やしましょう。
3. タオルを目の上に置く
リラックスできる環境で横になり3分間目の上に蒸しタオルを置きましょう。
より効果を実感したい方は10分間と長く温めた場合の方が効果があるとされています。
その場合は複数枚タオルを用意する必要があり、ビニール袋やジップロックを使用して保温性を上手に利用しましょう。
おわりに
蒸しタオルを行うタイミングとしては、休憩時間や仕事の終わった後、就寝前が理想的です。温めながらの軽くマッサージするのも良いですが、強くやりすぎると逆に目を傷つける原因になるため注意しましょう。
また、疲れ目以外でも肩に乗せれば血行の循環が促進され、肩こりを改善することができます。自宅で簡単にできるので目が疲れたなと思ったら、時々蒸しタオルで癒してあげましょう。
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