誰でも簡単にできる!心を癒すアートセラピーの効果とやり方

メンタル・セラピー
この記事は 約6 分で読めます。

日常生活の中では、自分の気持ちを上手く相手に伝えることができず、モヤモヤとした時間を過ごすこともあるでしょう。

言葉だけで自己表現するのは難しく、どうしてもストレスが溜まってしまうことがあります。

そんな人に最適なのがアートセラピーです。

ここでは、誰でも簡単にでき、心も癒されるアートセラピーについて紹介します。

 

 




アートセラピーとは?

 

誰でも様々な思いを抱えて生活をしています。その思いを人に上手く伝えられる人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

思いを全て言葉で表現するのは難しく、上手く相手に伝わらなかったり、自分の思いとは違う言動や行動をしながら生活を送っていることもあります。

それがストレスとなり、心だけでなく体に悪影響を与えることもあります。

そんな言葉で表現できない、自分でも気づいていない思いも、アートなら自然に自己表現をすることができます。

このことで自分でも気づかないような内面に気づくこともあるでしょう。

本当の自分に気づき、心を開放していくのがアートセラピーです。

 

 

アートセラピーはこんな方におすすめ!

 

自己表現が苦手な人にとって、自分の思いを上手く伝えられないため、どうしてもモヤモヤとした気持ちになりストレスも溜まってしまいます。

また、気持ちを伝えているつもりでも、なんとなく気持ちが晴れないといった人もいるでしょう。

そんな人も、アートセラピーによって今の感情を表現することで、スッキリとした気持ちになることができます。

このように、上手く言葉で自分の気持ちを伝えられない人、不平不満があっても上司や先輩には逆らえないといった環境にある人にもアートセラピーはおすすめです。

 

 

アートセラピーで得られる効果

リラックス効果

毎日同じような行動や仕事をしていると、同じ場所の脳だけを使うことになります。

このことで、どうしても疲れを感じます。これは体も同じで、同じ動作ばかりをすれば、その動作に使う筋肉だけが疲れることになります。

計算や言語を使うときには左脳、絵などを描くときには右脳を使うことはよくご存じのことでしょう。

今の生活では、左脳を酷使し、右脳をほとんど使っていないという生活をしている人が多いです。

これではストレスが溜まっても仕方ないかもしれません。

普段使わない右脳をしっかりと働かせることでバランスよく脳を使うことができ、リラックス効果も得ることができます。

 

心の傷を癒す

アートセラピーでは、自分で作った作品を他人に見てもらうことも大切なこととされています。

その時の疲れや感情によって、絵のタッチが違ったり、使う色も異なるでしょう。

その作品を他の人に見てもらい受け入れられることで、心の傷も徐々に癒されていきます。

 

ストレス解消効果

ストレスを判断する方法として、コルチゾールというホルモンがあります。

コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれ、このホルモンが多いほどストレスが溜まっていると判断することもできます。

アメリカの大学の実験では、アートセラピーによってコルチゾールの低下がみられたという報告があります。

この実験からも分かるように、アートセラピーを日々の生活に取り入れることで、日々受けているストレスのケアに活用することができそうです。

 

 

アートセラピーを体験するためには?自宅でもできるの?

セミナーへの参加

アートセラピーでは、各地で専門の講師を招いてセミナーなども行われています。

このようなセミナーに参加すれば、初めての人でも分かりやすく指導をしてもらえ、アートセラピーのことがよく理解できるでしょう。

このようなセミナーでは参加費用が必要ですが、画材なども用意されているので気軽に体験できます。

 

カウンセリングセンターの利用

心理療法などを行っているカウンセリングセンターでは、アートセラピーも療法の一つとして取り入れられています。

このような施設では定期的にワークショップを開催していたり、セラピストのための講座をしているところもあります。

 

書籍を利用して自宅で体験する

自宅でアートセラピーをしたい人は、書籍を購入してみてはいかがでしょうか。

アートセラピーの書籍の中には、写真やイラストなどがふんだんに使われ、見ているだけでも癒されると評判になっているものもあり、楽しみながら気軽にアートセラピーを体験できます。

 

 

 

自宅でアートセラピーを始めるためには?

 

アートセラピーといっても様々な方法があります。

  • 絵画療法
  • 箱庭療法
  • コラージュ療法
  • 陶芸や手芸
  • 舞台療法
  • ドラマセラピー
  • 文芸療法
  • 音楽セラピー

など、多くの種類があり、100種類のアートセラピーを紹介しているサイトもあるほどです。

アートセラピーは自己表現ができれば、多くのことに活用できることができます。

絵を描くのは苦手だけど、手芸のような物づくりなら得意といった人もいるでしょう。

多くの種類があることでも分かるように、アートセラピーでは、必ずこれをしなければいけないというものでもありません。

気負いせず、自分がやりやすいアートセラピーから始めるのが良いでしょう。

 

 

上手い下手は関係ない!アートセラピーで大切なことは?

 

アートセラピーでは、絵を描いたり、物を作ったりします。

このことで、自分は絵が下手だから、不器用だからとアートセラピーをすることをためらってしまう人もいるかもしれませんね。

しかし、このアートセラピーでの作業は、作品の優劣を決めるために行うものではありません。

あくまでも自己表現をするためのものです。

心の中にある内なる思いを作品を通して表現することで、心を解放したり、ストレスも解消することができます。

アートセラピーは、作品の仕上がりにこだわるのではなく、思いのままに表現をすることが大切です。

 

 

おわりに

 

アートセラピーのことが少しわかっていただけたのではないでしょうか。

社会生活を送っていると、自分の思い通りにはいかず、その思いを溜め込んでしまいストレスとなることもあります。

アートセラピーでは、そんな思いも作品の製作によって吐き出すことができます。

アートセラピーを日々のストレス解消法として、心の癒しの方法として活用してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました